法制史研究 23号 (1973年)
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 【論 説】
上横手雅敬知行論争の再検討1
大久保泰甫フランス中世王権とロオマ法29
 【叢 説】
大平祐一江戸幕府拝借金の研究――幕藩関係の一考察――73
城島正祥佐賀藩における知行の切地と上支配・銀主支配113
工藤祐董目付制度――八戸藩の場合――131
後藤正人幕藩法令にあらわれた賤民支配の諸相と展開153
 【学界動向】
林毅社会科学としての法制史学の確立――世良報告をめぐって――179
斯波義信中国都市をめぐる研究概況――法制史を中心に――185
 【著書・論文紹介】
平松紘石尾芳久 マックス・ウェーバーの法社会学207
服藤弘司今村義孝・高橋秀夫編 秋田藩町触集210
石井良助瀬野精一郎編 鎌倉幕府裁許状集(上・下)212
後藤正人原田伴彦・中津巷一・小林宏編 日本庶民生活史料集成14部落214
石川一三夫中村吉三郎 大正法制史217
青山道夫宮城栄昌 沖縄の神女の婚姻制について219
石尾芳久石井紫郎 前近代日本の法と国制に関する覚書(一)――喧嘩両成敗法を手がかりとして――220
石井進上横手雅敬 主従結合と鎌倉幕府221
小林宏上横手雅敬 建武以来追加の成立222
藤原明久石井良助 続古法制雑考(五)223
藤原明久小和田哲男 姉川流域の在地領主と灌漑水利権225
鍋田一鎌田浩 熊本藩の支配機構(二)226
見城幸雄藤野保 幕末における江戸幕府権力の性格226
林董一大久保治男 近世甲斐法制の研究「甲府の町年寄」227
瀧川政次郎中埜喜雄 近親相姦と男色――日本法史の立場から――228
大平祐一古川貞雄 信州佐久郡初期幕領の地方支配方式と石代納仕法(一)(二)229
林由紀子山中永之佑 徳川時代の領主権力・領主法と村規約――村の自治に関する一試論――230
荒井貢次郎牧英正 人身売買231
荒井貢次郎後藤正人 賤民差別政策の様相――弘前藩の場合――232
水林彪鈴木豊 滋賀県における地租改正と土地所有権の確立233
山中永之佑鈴江英一 明治初期北海道における町村統治制度の形成――制度と政策の展開についての素描(1)(2)――234
中村吉三郎奥平康弘 明治二〇年新聞紙条例・出版条例についての若干の考察(三)――明治憲法における表現の自由の考察の前提として――236
神谷力利谷信義 明治民法における「家」と相続237
利谷信義中村吉三郎 明治法制史にみる司法の独立238
山中永之佑加藤幸三郎 鉱業条例の制定をめぐって――日本資本主義形成過程における鉱業条例の歴史的意義――239
奥村郁三曽我部静雄 中国律令史の研究240
島田正郎田鳳徳著・渡部学・李丙洙訳 李朝法制史243
布目潮m17766大庭脩 漢の中郎将・校尉と魏の率善中郎将・率善校尉245
古賀登佐藤武敏 商鞅のの県制に関する覚書246
越智重明矢野主税 本貫地と土断、秀孝及び中正について247
菊池英夫池田温 盛唐之集賢院・同 中国古代籍帳集録248
菊池英夫池田温 律令官制の形成248
池田温菊池英夫 府兵制度の展開250
山根幸夫間野潜龍 明代の光禄寺とその監察について250
中村茂夫重田徳 清律における雇工と佃戸――「主僕の分」をめぐる一考察――251
宮坂宏中村茂夫 清代における精神病者の刑事責任252
丹羽友三郎島田正郎 清朝の蒙古に対する立法と蒙古慣習法――その五・首告――253
上野忠士ハインリヒ・ミッタイス著・林毅訳 自然法論254
吉田道也ミッタイス、リーべリッヒ著・世良晃志郎訳 ドイツ法制史概説 改訂版256
一柳俊夫佐藤篤士 Lex Poetelia Papiria について――ローマにおける奴隷制発展の法的側面――257
佐藤篤士一柳俊夫 帝制期ローマにおける雇用労働258
赤井伸之戸倉宏 キリスト教とローマ法259
赤井伸之田中周友 ローマ法に於ける法原則の研究――学説彙纂第五〇巻第一七章邦訳――261
戸倉宏船田享二 近代判決概念の芽生え262
風間鶴壽山田信彦 スペイン民法典編纂小史――地域法の処遇を中心として――263
 【会 報】
 学会記事265
 報告要旨266
 【追悼の辞】
柴田光蔵 故岩田健次教授273
 【昭和四十七年度法制史文献目録】
 日本法制史275
 東洋法制史290
 ローマ法・西洋法制史297
 
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