法制史研究 24号 (1974年) |
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【論 説】 |
河上倫逸 | 歴史法学の国家思想 | 1 |
古賀登 | 阡陌制下の家族・什伍・閭里――父老的秩序とその解体策の一考察―― | 43 |
吉田正志 | 『放下人』契約に関する一試論――近世債権法との関連において―― | 91 |
船川豊 | 中国古代における土地所有の性格――北魏均田法の規定をめぐって―― | 127 |
【叢 説】 |
森毅 | 修験山伏の世界と三浦命助――脱藩放浪時代の「日記」を中心に―― | 163 |
クヌート・シュルツ・三浦澄雄訳 | ウォルムス荘園法と一〇、一一世紀におけるグルントヘルシャフトの法的・社会的諸問題 | 195 |
【著書・論文紹介】 |
前田正治 | 平山行三 紀州藩農村法の研究 | 209 |
谷口昭 | 時野谷滋 知行国制の成立 | 210 |
小林宏 | カール・スティーンストラップ 今川状 | 211 |
服藤弘司 | 原田敏丸 近世の近江における林野の境界争論と鉄火裁判 | 213 |
藤原明久 | 峯岸賢太郎 幕藩制前期における年貢百姓払制――信州佐久地方を事例として―― | 214 |
石井紫郎 | 塩野芳夫 幕藩制下の「村」――石高を基準とする把握をめぐって―― | 215 |
後藤正人 | 大平祐一 江戸幕府代官の一考察 | 216 |
井ヶ田良治 | 石尾芳久 摂州芥川郡高浜村の「五人与前書之事」について・同 検地帳と名寄帳に記載された賤民――摂州芥川郡高浜村の文禄検地帳、名寄帳を中心として―― | 218 |
林董一 | 加藤恬 林方奉行所と水野代官所 | 220 |
牧英正 | 中埜喜雄 近世大坂町人相続法の研究・総集篇 | 221 |
鎌田浩 | 大竹秀夫 江戸時代後期人別改考 | 222 |
手塚豊 | 重松一義 三池集治監小史 | 223 |
利谷信義 | 大竹秀夫 近代的土地所有権の形成――明治初期における社寺地処分の観察を通じて―― | 224 |
神谷力 | 熊谷開作 入会慣行の形成とその現代的意義(一)・(二)完・大淵英雄 入会山野民有地引直し費用徴集と村落構造――長野県諏訪湖南・南真志野の事例―― | 225 |
中村茂夫 | 滋賀秀三 刑罰の歴史――東洋―― | 226 |
滋賀秀三 | 内田智雄 尚書呂刑の五刑について | 227 |
布目潮 | 古賀登 均田法と犂共同体(Pflug-gemeinschaft) | 228 |
菊池英夫 | 礪波護 両税法制定以前における客戸の税負担 | 229 |
菊池英夫 | 曽我部静雄 いわゆる均田法における永業田について | 229 |
池田温 | 布目潮 唐代衛士番上の負担 | 230 |
鈴木俊 唐の戸等と税役 池田温 | 231 |
島田正郎 | 丹羽友三郎 元朝の諸監についての一研究 | 232 |
中村茂夫 | 戴炎輝 清律に於ける共犯 | 232 |
宮坂宏 | 奥村郁三 旧中国の罪刑法定主義の性質 | 233 |
石川武 | 久保正幡 西洋法制史学の展望・同 法社会学と法史学・同 中世ヨーロッパ | 234 |
成瀬治 | 世良晃志郎 オットー・ブルンナーの“ランデスヘルシャフト”観について――身分制社会研究ノート―― | 236 |
佐々木信 | 戒能通厚 近代イギリス土地相続法の社会的基礎――イギリス所有権法の一考察――(一)(二) | 237 |
戸倉宏 | 船田享二 ローマ法第五巻 | 239 |
【会 報】 |
学会記事 | 241 |
報告要旨 | 242 |
【追悼の辞】 |
前田正治 | 鈴木豊君の急逝を惜しむ | 248 |
【昭和四十八年度法制史文献目録】 |
日本法制史 | 252 |
東洋法制史 | 264 |
ローマ法・西洋法制史 | 271 |