法制史研究 16号 (1966年) | ||
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[ 15号目次 | 17号目次 ] | ||
【論 説】 | ||
今堀誠二 | 清代における港町の社会体制――綏遠省托克托県河口鎮の場合―― | 1 |
田辺繁子 | マヌ法典の罪と罰 | 30 |
野村忠夫 | 内・外階制の二・三の問題――律令官人の階層構成分析の一視角―― | 62 |
【叢 説】 | ||
一柳俊夫 | 《奴隷》を意味する古代ギリシア語について――最近のソビエト古代史学の諸研究―― | 87 |
金指正三 | 御前崎の引網出入 | 111 |
杉谷昭 | 明治初年における府・藩・県三治制について | 127 |
【学界回顧】 | ||
西本頴 | 栗生博士の業績をたたえて | 144 |
【著書論文紹介】 | ||
時野谷滋 | 岩橋小彌太 上代官吏制度の研究 | 155 |
高柳真三 | 石尾芳久 日本古代法史 | 157 |
大饗亮 | 安田元久 守護と地頭 | 160 |
荒井貢次郎 | 石井良助 第四 江戸時代漫筆 | 163 |
鍋田一 | 原島礼二 天津罪・国津罪とその社会的背景 | 167 |
石尾芳久 | 井上光貞 古典における罪と制裁 | 168 |
利光三津夫 | 坂本太郎 旧事本紀と天皇の諱 | 170 |
上横手雅敬 | 豊田武 惣領制と幕府法 | 170 |
牧健二 | 水戸部正男 建武式目について | 172 |
隈崎渡 | 小林宏 塵芥集の制定と御成敗式目・同 塵芥集に於ける「塵芥」の意義について――分国法の一性格―― | 174 |
見城幸雄 | 石井紫郎 幕藩体制社会における土地所有の研究・同 幕藩領主権力と「封建的土地所有」概念 | 176 |
大竹秀夫 | 服藤弘司 加賀藩町人相続法 | 180 |
蝦名庸一 | 服藤弘司 御刑法帳――加賀藩法制資料―― | 182 |
林由紀子 | 中埜喜雄 近世大坂町人相続法をめぐる若干の問題 | 183 |
熊谷開作 | 佐藤篤士 法史学から見た日本の近代化 | 185 |
神谷力 | 手塚豊 明治六年太政官布告第六十五号の効力――最高裁判所判決に対する一異見―― | 186 |
山中永之佑 | 向井健・利谷信義 明治前期における民法典編纂の経過と問題点 | 188 |
鈴木豊 | 熊谷開作 日本における近代的所有権の形成と国家権力 | 190 |
石井金一郎 | 山中永之佑 郡長制の成立と機能 | 191 |
守屋美都雄 | 内田智雄 訳註 中国歴代刑法志 | 193 |
島田正郎 | 中国刑法志研究会 通制条格の研究 訳註・第一冊 | 196 |
古賀登 | 草野靖 唐中期以降における商品経済の発展と地主制 | 199 |
斯波義信 | 周藤吉之 北宋末の公田法と華北の諸叛乱 | 200 |
菊池英夫 | 柳田節子 宋代中央集権的文臣官僚支配をめぐって | 202 |
丹羽友三郎 | 岩村忍 元時代の肉刑について | 205 |
宮坂宏 | 大隅逸郎 清朝の「預備立憲」と「欽定憲法」・同 「欽定憲法大綱」の破産と「十九信条」の頒布・同 清末における婦人解放運動と女侠秋瑾――辛亥革命前夜における「君主立憲」と「民主運動」―― | 206 |
上山安敏 | 栗城壽夫 ドイツ初期立憲主義の研究 | 210 |
林毅 | M・ウェーバー・世良晃志郎訳 都市の類型学 | 211 |
一柳俊夫 | 赤井節 ヘブライズム法思想史の研究・序説 | 215 |
佐藤篤士 | 吉野悟 共和政ローマの公有地と私有地――特に土地所有の側面から―― | 217 |
柴田光蔵 | 吉野悟 ユスティニアヌス法典の形成――立法者の傾向を中心として―― | 219 |
水本浩 | 海原文雄 ビジネストラストにおける受益者の有限責任・同 ビジネストラストにおける受託者の責任 | 220 |
【会 報】 | ||
学会記事 | 224 | |
報告要旨 | (第一七回総会)一九四三年のわが国の地方制度改正 石井金一郎 清朝の刑法における過失 中村茂夫 巡察使と按察使と観察使 曽我部静雄 (第一四回研究大会)日本における法律婚主義の成立 山中永之佑 フリードリッヒ・バルバロッサとローマ法 勝田有恒 成立期の佐賀藩における内儀方知行とその周辺 城島正祥 フランドル城主支配圏制について 塙浩 唐代の律令割と判――白楽天の百道判を中心として 布目潮 (第三九回東京部会)北魏の三長制施行について 古賀登 部会のありかたについて(討論の総括) (第四〇回東京部会)「天皇」号とその成立過程 栗原朋信 (第四一回東京部会)中華ソビエト・解放区の婚姻法 宮坂宏 (第九四回近畿部会)インド・東パキスタン旅行断観 守屋美都雄 (第九五回近畿部会)江戸時代における庶民家族秩序――その領主規制について―― 大竹秀夫 (第九六回近畿部会)頼納禁制の趣旨について 見城幸雄 人権尊重と自由権の擁護 西本頴 (第九七回近畿部会)元代における地方監察機構の成立過程と地方監察官の分巡について 丹羽友三郎 大坂の御役人選挙 春原源太郎 (第九八回近畿部会)ドイツ民法における相続人指定制――フランス・イギリス法における遺言との比較―― 米山隆 欧米の諸大学をめぐつて 前田正治 (第九九回近畿部会)諸国改派惣押一件 春原源太郎 ローマ法における Datio と donatio (第一〇〇回近畿部会)日瑞比較婚姻法制史研究序説 熊谷開作 (第一三回研究大会追加)清朝の判例に現われた宗族の私刑――とくに私的な死刑に対する国家の態度について―― 滋賀秀三 | |
【追悼の辞】 | ||
矢田一男 | 故佐伯好郎博士を懐う | 241 |
田中周友 | 赤井節教授を惜しむ | 245 |