【法制史文献目録V(1980〜1989):ローマ法・西洋法制史>古代】 総目次 |   [一括検索]  [home]

U 古代



A 一般

赤井 伸之 / イエスの時代の「銀行」(人文社会科学論集・聖泉短期大1) / 1987
赤井 伸之 / 安息年の債務免除とプロスコル(人文社会科学論集・聖泉短期大2) / 1988
伊藤 貞夫 / 〔書評〕Finley, M. I.: Politics in the Ancient World, Cambridge 1983.(西洋古典学研究35) / 1987
伊藤不二男 / 古代ギリシア・ローマにおける自然法思想(法学論集・西南学院大13-3) / 1981
岩崎 允胤 / ヘレニズムの思想家〔人類の知的遺産10〕 / 講談社 / 1982
太田 秀通 / Problems in Ancient History(人文学報・都立大141) / 1980
落合 忠士 / 古代ギリシア・ローマの哲学と思想 / 文化書房博文社 / 1987
金澤 良樹 / 〔シンポジウム〕歴史における支配と差別−「西洋古代史の立場から」−(史境10) / 1985
川島 清吉 / トルコ・ギリシアの古代文明〔ユーラシア文化史選書12〕 / 吉川弘文館 / 1983
栗田 伸子 / 「ローマ社会の平和」とアフリカ社会《ギリシアとローマ》 / 1988
「古代解放運動史」研究会8人委員会古代解放運動史研究と国際交流(歴史学研究495) / / 1981
佐藤 篤士 / ヨーロッパ古代の名前(シリーズ家族史3) / 1988
佐藤 信夫 / 古代社会における「契約」の概念と法I〜III(論集・山梨学院大・一般教育部12〜14) / 1989
沢田  勲 / 氏族制度の起源について−モーガンとローウィ−(論集・金沢経大21-2・3) / 1987
島田  誠 / 〔書評〕Gordon, A. E.: Illustrated Introduction to Latin Epigraphy, London 1983.(西洋古典学研究32) / 1985
角田 文衛 / ヨーロッパ古代史論考 / 平凡社 / 1980   評:平田隆一(古代文化33-2)
土井 正興 / 世界史における発展法則と類型・キルクムケリオーネス運動の歴史的展開(人文学年報・専修大15) / 1985
土井 正興 / 石母田正と西洋古代史研究−『古代末期政治史序説』を通して−(歴史評論436) / 1986
土井 正興 / 古代末期をどうみるか−地中海世界解体期における西ヨーロッパ世界・イスラム世界への移行の分岐点をさぐる−(歴史評論464) / 1988
中川 秀恭 / 平和の君キリスト−エペソ人への手紙2・14-18 解釈の試み《三笠宮古稀記念》 / 1986
仲手川良雄 / ブルクハルトとギリシア史(史林・京大70-3) / 1987
南原 一博 / 比較古代政治思想論−世界政治史学の前提−(上・下)(法学新報・中大91-1・2,3・4) / 1984
塙   浩 / 法の女神テミス像考(学而・摂南大学図書館報15) / 1988
林  信夫 / 〔紹介〕ペドロ・パウロ=アプレウ・フナーリ「古代における民衆文化」(かいほう29・30) / 1989
平田 隆一 / ギリシア・ローマにおける国家と社会の諸形態−ディヤコノフ=ヤコプソン説をめぐる若干の問題−(歴史62)
平田隆一・清宮敏 / 〔学会動向〕ギリシア・ローマにおける支配と従属の諸形態“Forms of Control and Subordination in the Ancient World ”を読む(西洋史研究・東北大・新輯17) / 1988
古山 正人 / 〔研究動向〕隷属農民研究の動向とM. H. Jameson 氏の近業(歴史学研究485) / 1980
前沢 伸行 / 世界史のなかの古代ギリシャ=ローマ(歴史評論401) / 1983
増田 良平 / 都市国家と共同体意識(紀要・群馬大・教養20) / 1986
三浦一郎・長谷川博隆 / 世界子供の歴史2(古代ギリシア・ローマ) / 第一法規 / 出版1984
三小田敏夫 / プルタルコス研究1・2(紀要・東海大・文明研7) / 1987,89
三井 哲夫 / 古典古代に於ける法の抵触について−ホメロスの時代からヘレニズム文化の終焉まで−(筑波法政14) / 1991
向山弘・伊藤貞夫・岩井経男・島田誠 / 1988年度大会共通論題報告−ギリシア・ローマにおける家・小共同体と国家−(西洋史研究・東北大・新輯18) / 1989
弓削  達 / Garnsey, P. D. A. & Whittaker, C. R.(ed.)Imperialism in Ancient World.(西洋古典学研究29) / 1981
吉原 達也 / バハオーフェンの古代学−モムゼン批判をめぐって−(広島法学10-4) / 1987   評:佐藤篤士(
法制史研究38
ギリシアとローマ−古典古代の比較史的考察 / 弓削達・伊藤貞夫編 / 河出書房新社 / 1988   評:大平聡(歴史評論471);太田秀通(歴史学研究597)
アウレリウス・アウグスティヌス『神の国』〔岩波文庫〕 / 服部英次郎・藤本雄三訳 / 岩波書店 / 1986マイラ・シャクリー 『古代社会を復元する』河合信和訳 / 学生社 / 1986
E.M.シュタエルマン「古典古代社会歴史の近代化および歴史的類推」1・2完 / 一柳俊夫訳(紀要・宇都宮大・教育36,37) / 1986
K.K.ゼリーン「奴隷所有形態の形態学的分類の諸原則」1・2完 / 一柳俊夫訳(紀要・宇都宮大・教育38-1;39-1) / 1988
W.W.ターン『ヘレニズム文明』 / 角田有智子・中井義明訳 / 思索社 / 1987
J.B.ワード・パーキンズ『古代ギリシアとローマの都市−古典古代の都市計画−』 / 北原理雄訳井上書院1985
J.J.バハオーフェン『母権論序説付・自叙伝』 / 吉原達也訳 / 創樹社 / 1989
プルタルコス『プルタルコス英雄伝(上・中・下)』〔ちくま文庫〕 / 村川堅太郎編 / 筑摩書房 / 1987
A.ペールシツ「母権制」−幻想と現実− / 神津朝夫訳(社会科学53) / 1987
ヴィクトル・マルタン「パピルスとギリシア・ローマ時代のエジプト行政史」1・2 / 古林祐二・野見山温共訳(法学論叢・福岡大30-3・4:31-1) / 1986
メイン / 『古代法』第5章「原始社会と古代法」 黒沢隆・佐藤聡・伊藤雅祥訳(駒沢大学公法学研究5) / 1980
K.リーゼンフーバー『神国論』におけるアウグスティヌスの歴史理解1 / 酒井一郎訳《中世の歴史観と歴史記述》 / 1986
G.I. / ルッツアット「ギリシア・ローマ法律学1〜4」 林信夫訳(紀要・専修大・法学研12,法学論集・専修大46,49,50) / 1987〜89


B オリエント

有安 宗治 / 救済史と社会正義−イスラエルの信仰と神の正義−(アカデミア・南山大学・経済経営学編68) / 1980
井上  一 / 〔研究動向〕ペゼタイロイ再考−フィリッポス2世,アレクサンドロス3世時代のマケドニアの歩兵制についての最近の研究−(政治経済史学264) / 1988
内田 彬彦 / 古王国時代における私人墓浮彫に対する破壊行為について−墓荒らしの一側面−(紀要・早大・文12) / 1986
落合 忠士 / ヘブライ人の民族的中核精神の形成過程(論集・京都学園大16-2) / 1987
角間 太郎 / 古代イスラエル法講義真文舎1980
角間 太郎 / エジプト文明論II−文化の統一性についての研究−(紀要・北陸大5) / 1981
金澤 良樹 / プトレマイオス十二世Neos Dionysos 王の大赦令−史料研究: BGU1185(木更津高専紀要14) / 1981
金澤 良樹 / 後期プトレマイオス朝治下の所謂「大赦」令(西洋古典学研究29) / 1981
金澤 良樹 / 〔研究ノート〕プトレマイオス八世 Euergetes II の大赦令諸抄−史料研究: SEG xii 548, P Tebt 699, 同124−(オリエント24-2) / 1982
金澤 良樹 / ラゴズ朝エジプトに於けるラオイ支配の形態(オリエント26-1) / 1983
金澤 良樹 / ラゴス朝治下における被支配民エジプト人の抵抗運動(歴史評論403) / 1983
金澤 良樹 / ラゴス朝後期のギリシァ人とエジプト人−アジア諸民族における社会と文化− / 国書刊行会 / 1984
金澤 良樹 / ヘレニズムのエジプトにおける土着文化および社会の変容と不変容−古代地中海世界における先進高度文明と地域的伝統文化−(地中海学研究10) / 1987
金澤 良樹 / ヘレニズム国家の王権理念と支配の構造(歴史学研究599) / 1989
小林 義尚 / ハムラビ王朝期王者簡粘土板の書式について(オリエント24-1) / 1981
佐藤  進 / ダーターベルシア帝国における「王の法」(オリエント28-2) / 1986
豊田 和二 / 〔ノート〕ペルシア王宮造営と東方ギリシア人−資料からみたギリシア人職人の存在とその状況−(西洋史学121) / 1981
並木 浩一 / 「契約の書」における社会と人間(アジア文化研究・I.C.U 11) / 1979
並木 浩一 / 旧約聖書における社会と人間〔聖書の研究シリーズ〕教文館1982
畑守 泰子 / エジプト古王国後半における貢納・賦役免除の意義−地方神殿を中心に−(史学雑誌95-7) / 1986
平野 秩夫 / Zarathushtra −法経学史的覚書−(法政論集・名古屋大学95) / 1983
前田  徹 / ウル第三王朝時代のラガシュにおける穀物関係文書についてII−CTIX41文書−(オリエント24-1) / 1981
前田  徹 / シュメール初期王朝時代(史観・早大104) / 1981
三井 哲夫 / 旧刊再見−原田慶吉『楔形文字法の研究』−(季刊実務民事法3) / 1983
武藤  滋 / 中期アッシリア,ウガリトにおける買戻し権をめぐる諸問題(駿台史学・明大53) / 1981
矢島 文夫 / 死者の書−古代エジプトの遺産パピルス− / 社会思想社 / 1986
山本 信行 / ラガシュ・ウンマ条約について−古代国際法の一断片−(経済と法・専大13) / 1981
吉田 道子 / 古典期アテナイの海上取引−人的結合から見た特徴−(北大史学19) / 1981
吉村 作治 / エジプト文化研究に於ける比較文化論序論(史観・早大114) / 1986
古代オリエント〔有斐閣Sシリーズ,新書西洋史1〕 / 屋形禎亮編 / 有斐閣 / 1980
ホルスト・クレンゲル『古代バビロニアの歴史−ハンムラビ王とその社会−』 / 江上波夫・五味享訳 / 山川出版社 / 1980
ロザリー・ディヴィド『古代エジプト人−その神々と生活−』 / 近藤二郎訳 / 筑摩書房 / 1986
ヤコブ・フロマー「タルムード歴史,本質と将来1〜7」 / 森三十郎訳(法学論叢・福岡大31-2・3・4,32-1,2,3・4,33-1,2,34-1) / 1987〜89
H.J.ベッカー『古代オリエントの法と社会』 / 鈴木佳秀訳 / ヨルダン社 / 1989
Yu.ペトロシャーン「ソ連邦におけるオリエント古文書研究」 / 倉田稔訳(社会科学51) / 1987
I.メンデルゾーン,W. / ツイムマリ, W.G. ロリンズ 「旧新約時代の奴隷」 高橋正男訳(教養諸学研究・独協大20) / 1985
ゲルハルト・リース「楔形文字諸法入門」 / 西村重雄訳(法政研究・九大53-2) / 1987


C ギリシャ

合阪  学 / ギリシア・ポリスの国家理念−その歴史的発展に関する研究−(紀要・阪大・文23) / 1983  評:太田秀通(
法制史研究34
合阪  学 / 帝国・都市・軍隊−ローマ元首政期に於ける−(共同研究論集・阪大・文・共同研究センター2) / 1984
合阪  学 / ギリシア・ポリスの国家理念−その歴史的発展に関する研究− / 創文社 / 1986
青野  透 / ソフィストにおける自然法概念の成立−K.H.イルティングの所説に依拠して−(同志社法学36-4) / 1984
安藤  弘 / 古代ギリシアの市民戦士〔人間の世界歴史3〕 / 三省堂 / 1983   評:古川堅治・古山正人(歴史学研究530
池田 忠生 / 前4世紀初期のギリシア世界とペルシア−(1)スパルタ−ペルシア関係とティモクラテス(2・結)コノンの場合−(紀要・愛知大・教育15-2;16-2;18) / 1984
池田 忠生 / 王の平和と第2次アテナイ海上同盟の成立(史学研究・広島大179) / 1988
池田 美恵 / プラトンの法理論−マグネシアの国2−(筑波大哲学・思想学系論集5) / 1980
磯部  隆 / プラトン『国家』へのアプローチ(上・下)−神議論と政治と対話−(法政論集・名大110,111) / 1986
磯部  隆 / プラトンの『法律』における思想と行動1(法政論集・名大116) / 1987
磯部  隆 / トウキュディデスの政治思想『ペロポネソス戦争史』における責任倫理思想の確立(法政論集・名大121) / 1988
一柳 俊夫 / ふたたびべレザニ島出土のアキロドロスの手紙について−古拙時代後期のギリシアにおける商業の発展ならびに奴隷,外人の状態−(法制史研究30) / 1981
一柳 俊夫 / ギリシア悲劇における近親復讐(紀要・宇都宮大・教育33) / 1983
伊藤 貞夫 / 古典期のポリス社会 / 岩波書店 / 1981   評:岩田拓郎(史学雑誌91-1)
伊藤 貞夫 / 古典期アテネのフラトリア−その入籍規定をめぐって−(法制史研究31) / 1982
伊藤 貞夫 / 古典期アテネの政治と社会 / 東京大学出版会 / 1982   評:太田秀通(史学雑誌92-9);山川廣司(歴史学研究519)
伊藤 貞夫 / 古典期アテネのフラトリア−その組織度をめぐって−(西洋古典学研究31) / 1983
伊藤 貞夫 / 古典期アテネのフラトリア−IG  II 1237 の場合−(史林・京大71-5) / 1988
伊藤 貞夫 / ポリスの成立と構造《ギリシアとローマ》 / 1988
伊藤 貞夫 / 家・フラトリア・ポリス(西洋史研究・東北大・新輯18) / 1989
伊藤  正 / プルタルコス『テミストクレス伝』第18章8節をめぐる諸問題−土地譲渡可能か否かの観点から−(上智史学28) / 1984
伊藤  正 / ソロン,土地,収公−ソロンの詩編の分析を中心として−(史学雑誌95-10) / 1986   評:古山正人(法制史研究37
伊藤  正 / ソロンの詩編におけるπολμδενδρεοζの意味(上智史学30) / 1986   評:古山正人(法制史研究37
伊藤  正 / ラトリエス,テーテス, ヘクテーモロイ(西洋古典学研究35) / 1987   評:古山正人(法制史研究37
伊藤  正 / ソロンおよびペイシストラトスの土地政策(紀尾井史学・上智大7) / 1987
伊東七美男 / 前4世紀中葉アテナイ富裕市民のトリエラルキア忌避について(歴史学研究507) / 1982
伊東七美男 / 前四世紀アテナイ下層市民の兵役忌避(千葉史学3) / 1983
伊東七美男 / アテナイ海軍と奴隷−B. Joudan 説の検討を中心に−(歴史学研究569) / 1987
今井 直重 / プラトンのノモイ,プシケー,ヌース(論集・大阪経法大22) / 1984
岩方 磯雄 / 古代ギリシアの農業と経済 / 大明堂 / 1988   評:浦城晋一(農業経済研究60-4)
岩崎  勉 / ギリシア哲学思想史(上・下) / 早稲田大学出版部 / 1982
岩崎 允胤 / 古代ギリシア人の知恵(一橋論叢91-2) / 1984
岩田 靖雄 / Dien, Günter: Die Grundlegung der politischen Philosophie bei Aristoteles. Freiburg/München, 1973.(西洋古典学研究30) / 1982
太田 秀通 / テセウス伝説の謎−ポリス国家の形成をめぐって− / 岩波書店 / 1982
太田 秀通 / ギリシア世界の黎明〔ユーラシア文化史選書〕 / 吉川弘文館 / 1982
太田 秀通 / ギリシアとオリエント〔オリエント選書11〕 / 東京新聞出版局 / 1982
太田 秀通 / 〔書評〕Croix, G. E. M de Ste: The Class Struggle in the Ancient Greek World from the Archaic Age to the Arab Conquests, London 1981.(西洋古典学研究32) / 1984
太田 秀通 / テセウス伝説の一つの問題(論叢・国際商科大・教養31) / 1985
太田 秀通 / ピュロス土地文書におけるDA(論叢・国際商科大・教養32) / 1985
小川 隆雄 / 広報主義正義観批判−プラトン『国家』第一巻331D〜336A−(紀要・島根大・法文8-1) / 1985
小川 隆雄 / 政治権力は悪であろうか?トラシュマコス君−プラトン『国家』第一巻336B1〜347E2−(紀要・島根大・法文9-1) / 1986
小田  洋 / 第二次海上同盟時代のアテナイの同盟関係−J. Cargill の新著を読んで−(鹿大史学29) / 1981
小田  洋 / 〔研究ノート〕ペロポネソス同盟関係の新史料(鹿大史学30) / 1982
小田  洋 / アカイア戦争における政治と社会(人文学科論集・慶大19) / 1984
落合 忠士 / プラトンとアリストテレスの国家論におけるユートピアニズム(論集・京都学園大15-2) / 1986
葛西 康徳 / 〔書評〕R. G. A. Buxton, Persuasion in Greek Tragedy - A Study of Peitho -.(国家学会雑誌98-5・6) / 1985
笠原 匡子 / 宗教政策から見た前5世紀アテナイの対同盟政策(関学西洋史論集12) / 1983
川島 清吉 / 古代ギリシア植民都市巡礼 / 吉川弘文館 / 1989
河底 尚吾 / 古代ギリシアの私役奴隷−アリストパネスの奴隷たち−1・2(横浜経営研究・横国大3-1;4-1) / 1982
清永 昭次 / ミュティレネの僧主と調停者(学習院史学16) / 1980
清永 昭次 / Chilon の改革(研究年報・学習院大・文30) / 1984
斉藤 忍随 / プラトン以前の哲学者たち / 岩波書店 / 1987
阪本  浩 / ギテイオン碑文(SEG・XI・922-3)をめぐって−(研究報告・東北大・日本文化研21) / 1985
桜井万里子 / 古典期アテナイのエピクレーロス制度とオイコスの存続(史潮9) / 1981   評:伊藤貞夫(法制史研究32
桜井万里子 / 〔書評〕Schaps, D. M.: Economic Rights of Women in Ancient Greece. Edinburgh, 1979.(西洋古典学研究30) / 1982
桜井万里子 / エレウシスの秘儀とポリス市民(史境8) / 1984
桜井万里子 / 古典期アテナイの国家祭儀と地方祭儀−テスモフォリア祭について−(史潮〔新〕18) / 1985
桜井万里子 / 〔研究ノート〕古代ギリシアのアテナイにおける姦通法(紀要・学芸大・社会科学38) / 1986  評:前沢伸行(法制史研究37
桜井万里子 / 古代ギリシア女性史研究−欧米における最近の動向−(歴史学研究552) / 1986
桜井万里子 / ポリス社会における家族と女性《ギリシアとローマ》 / 1988
桜井万里子 / 古典期ギリシアの宗教と政治《ギリシアとローマ》 / 1988
桜井万里子 / 古典期アテナイにおける市民にとっての他者(歴史学研究594) / 1989
佐々木 毅 / プラトンと政治 / 東京大学出版会 / 1984
沢柳大五郎 / 白地レキュトスに於ける所謂Depositio 図に就いて(古代文化36-4) / 1984
篠崎 三男 / 黒海北岸のギリシア世界《ギリシアとローマ》 / 1988
芝川  治 / アレイオパゴスに関するノート−ソロン以前−(西洋史学112) / 1979
芝川  治 / へロドトスとクレイステネス(論集・大手前女子大15) / 1981
芝川  治 / アテナイ人の国政20章・21章(論集・大手前女子大17,18) / 1983
芝川  治 / クレイステネス改革をめぐって1〜3(論集・大手前女子大20,22,23) / 1986
新村祐一郎 / 紀元前6世紀後半期スパルタの対外政策(研究年報・大谷大34) / 1982
清宮  敏 / ドラコンの殺人法−M.ガガーリンの近著をめぐって−(歴史・東北史学会60) / 1983
清宮  敏 / ドラコンの殺人法再考−ポリスにおける法的規制の成立に関連して−(西洋史学136) / 1985
清宮  敏 / クレイステネスの部族改革(上・下)(歴史・東北史学会66,67) / 1986   評:向山宏(法制史研究37
関家 新助 / プラトンにおける国家論の悲劇(研究紀要・日本社会事業大34) / 1988
関家 新助 / アリストテレスの国家論(研究紀要・日本社会事業大35) / 1989
高尾 正男 / アリストテレスにおける政治の意味(法学論集・関西大33-3・4・5) / 1982
高瀬  学 / ヘシオドス“労働と日々”の一断面(政経論叢・国士館大39) / 1982
高畠 純夫 / ξεινοζ考−前古典期における外人−(西洋古典学研究32) / 1984   評:葛西康徳(法制史研究35
高畠 純夫 / ファレロンのデメトリオスの政治(バルカン・小アジア研究11) / 1985   評:中村純(法制史研究36
高畠 純夫 / 誓い・神託・来世観−前4世紀アテナイにおける宗教の役割−(史学雑誌97-9) / 1988
高畠 純夫 / 古代ギリシアの外人観《ギリシアとローマ》 / 1988
田中 穂積 / アンティオコス4世エピファネスとゼウス・オリュンピオス(西洋古典学研究29) / 1981
谷藤  康 / デロス同盟諸ポリスの国制形態(学習院史学23) / 1985
田村  孝 / 第1次ミトリダテス戦争期におけるアテナイの政治動向(歴史学研究485) / 1980
田村  孝 / ディオニュソス芸人団体と第一次ミトリダテス戦争−アテナイを中心に−(史観・早大110) / 1984
丹藤 浩二 / 紀元前5世紀におけるアテナイの対メガラ政策−メガラ禁令についての一考察−(紀要・福山大・教養5) / 1981
丹藤 浩二 / Ronald P. Legon, Megara: The Political History of a Greek City-State to 336 B.C.(史学研究・広島大158) / 1982
丹藤 浩二 / 紀元前6世紀におけるメガラとアテナイの関係−サラミス領有をめぐる紛争を中心として(紀要・福山大・教養7) / 1983
堤  安紀 / オリゲネスの『ケルソス駁論』−IV.65 から歴史と自由の概念について−(論集・上武大12) / 1981
堤  安紀 / オリゲネス著『ケルソス駁論』−VIII.68. とその背景について−(論集・上武大13) / 1982
土居 通正 / ミュケナイ文化拡大期の土器の編年に関する一考察−戦車文クラテルとミュケナイ式花文様の変遷について−(研究紀要・東大・考古学1) / 1982
豊田 和二 / 〔紹介〕Starr, C.G.: The Economic and Social Growth of Early Greece. 800-500 B.C. pp.367, Oxford University Press, New York, 1977.(西洋史論叢・早大2) / 1980
豊田 和二 / P. A. L. Greenhalgh, Early Greek Warfare, Horsemen and Chariots in the Homeric and Archaic Ages(西洋史論叢・早大3) / 1981
豊田 和二 / 初期ギリシアの石工用具について−鉄製用具導入の観点から−(科学史研究146) / 1983
豊田 和二 / 前古典期ギリシアにおける手工業者の地位と機能(西洋史論叢・早大6) / 1984
中井 義明 / スパルタの不評とスパルタ帝国(文化史学・同志社大38) / 1982
仲手川良雄 / ソロンのテュランニス観(学術研究・早大・教育・地理・歴史・社会科学32) / 1984   評:清永昭次(法制史研究36
仲手川良雄 / ソロンの政治思想における自由(社会科学討究・早大86) / 1984   評:清永昭次(法制史研究36
仲手川良雄 / ヘロドトスにおける「言論の自由」(社会科学討究・早大89) / 1985   評:清永昭次(法制史研究36
中村  純 / 前四〇四年のアテナイ「寡頭派」政権(史学雑誌89-6) / 1980
中村  純 / ソクラテス裁判の政治的一側面−告発者アニュトスの意図をめぐって−(西洋史研究12) / 1983
中村  純 / 前411年のアテナイ政変とアルキビアデス(史学雑誌93-10) / 1984
中村  純 / 古典期アテナイの政治と軍事《ギリシアとローマ》 / 1988
西野 基継 / 初期ギリシアにおけるディケ(διχη)の思想1〜4完−マルチン・ハイデッガーとエーリック・ヴォルフの所説を中心に−(法経論集・愛知大・法律編98,101,103,104) / 1982〜84
橋場  弦 / 〔書評〕Roberts, J. T.: Accountability in Athenian Government, Wisconsin 1982(西洋古典学研究・京大33) / 1985
橋場  弦 / 古典期アテナイのエイサンゲリア(弾劾裁判)について−その手続きと民主政における意義(史学雑誌96-7) / 1987   評:一柳俊夫(法制史研究38
橋場  弦 / 古典期アテナイのドキマシア(資格審査)について−その機能と民主政−(西洋古典学研究36) / 1988
橋場  弦 / 古典期アテナイのエイサンゲリア(弾劾裁判)をめぐる諸問題(法制史研究37) / 1988
橋場  弦 / 〔書評〕Ostwald, M. From Popular Sovereignty to the Sovereignty of Law:Law, Society, and Politics in Fifth Century Athens, Berkley/Los Angeles/London 1986(西洋古典学研究37) / 1989
橋場  弦 / 古典期アテナイにおける罪と法−弾劾法(ノモス・エイサンゲルティコス)の性格をめぐって(歴史学研究629) / 1992
長谷川岳男 / プティアの結婚−ヘレニズム期エペイロスをめぐって−(上智史学32) / 1987
廣川 洋一 / イソクラテスの修辞学校−西欧的教養の源泉− / 岩波書店 / 1984  評:高畠純夫(法制史研究35
廣川 洋一 / 国家と魂のいわゆるアナロギアーについて−プラトンの思考のある仕方を中心に−(紀要・東海大・文47) / 1987
藤縄 謙三 / 歴史学の起源−ギリシア人と歴史−〔金鶏叢書1〕力富書房1983   評:合阪学(西洋史学134);太田秀道(歴史学研究545);大戸千之(史林67-4);清永昭次(史学雑誌94-1)
藤縄 謙三 / ギリシア文化の創造者たち−社会史的考察− / 筑摩書房 / 1985
古川 堅治 / アテナイにおけるエイスフォラの社会的意義(西洋史学116) / 1979
古川 堅治 / イサイオスの諸演説にみられるアテナイ市民の財産構成と奴隷制(教養諸学研究・独協大16) / 1981
古川 堅治 / 前4世紀アテナイの政治・軍事情勢とエイスフォラの徴収(新潟史学14) / 1981
古川 堅治 / アポロドーロス(I)の遺産について−イサイオス『第7弁論』−(教養諸学研究・独協大18) / 1983
古川 堅治 / アテナイ帝国におけるアテナイと同盟諸国との法的諸関係−裁判権を中心に−(歴史評論400) / 1983   評:森谷公俊(法制史研究34
古川 堅治 / "diadikasia" 碑文とエイスフォラ徴収機構の変遷(教養諸学研究・独協大19) / 1984
古川 堅治 / デマゴーグとアテナイ民主政(暁星論叢・新潟中央短期大23) / 1988
古川 堅治 / 8オボロス碑文とエイスフォラ−ギリシアの財産税−(教養諸学研究・独協大24) / 1989
古林 祐二 / 情報化社会における法史学−古代ギリシア法研究4−赤坂書房1980  評:一柳俊夫(法制史研究31
古林 祐二 / 情報化社会から見たギリシア法概説1〜3(法学論叢・福岡大30-3,4;31-2・3・4) / 1986
古林 祐二 / 海商法と法廷弁論述の起源と形成1・2(法学論叢・福岡大32-1;32-3・4) / 1987
古林 祐二 / 自然法と直接民主制の起源と法源−第1編第1部古代ギリシア法源論−1〜4(法学論叢・福岡大31-2・3・4;32-1,2,3・4) / 1987・88
古林 祐二 / 海商法の起源と形成−第2期(前850-336 年)の法源論−2(法学論叢・福岡大32-2) / 1987
古林 祐二 / 法廷弁論述の起源と形成1〜4(法学論叢・福岡大31-2・3・4;32-1,2;33-1) / 1987・88
古林 祐二 / アテネ海法から世界国家の海法たるロードス海法(未発見)への移行過程について(法学論叢・福岡大33-2) / 1986〜88
古林 祐二 / アリストテレスの哲学体系と自然法学説(法学論叢・福岡大32-3・4) / 1988
古林 祐二 / 情報化社会からみたギリシア法概説−計量法学と法情報学の起源と形成−1〜3(法学論叢・福岡大30-3・4;31-2・3・4;33-2) / 1988
古林 祐二 / 法的情報史観からみたギリシャ法概説−法情報学と計量法学との起源と形成−赤坂書房1989
古山 正人 / アギスとクレオメネスの改革−前3世紀後半のスパルタの諸階層と改革の結果−(史学雑誌91-8) / 1982
古山 正人 / ヒュポメイネス考−スパルタ社会の変容の一側面−(新潟史学17) / 1984
古山 正人 / ネオダーモーデイス−ヘイロータイの解放と軍役−(西洋史研究・東北大13) / 1984
古山 正人 / 古代ギリシアの土地と農民《ギリシアとローマ》 / 1988
古山 正人 / クセノフォン『ラケダイモン人の国政』試訳(紀要・電気通信大2-1) / 1989
古山 正人 / モタケス・トロフイモイ・スパルティアタイのノトイ−スパルタの小社会集団−(歴史学研究597) / 1989
堀井 健一 / 前411 年のアテナイのシュングラペイスについて(西洋史学報・広島大11) / 1985
堀井 健一 / 四百人処罰とアテナイ内政動向(史学研究170) / 1986
前沢 伸行 / ドラコンの殺人の法とアテナイ市民団(法制史研究35) / 1986   評:清宮敏(法制史研究37
前沢 伸行 / 古典期アテナイの奴隷《ギリシアとローマ》 / 1988
真下 英信 / 伝クセノポン作『アテーナイ人の国制』の試訳前篇2(史学・慶大52-1) / 1981
真下 英信 / 伝クセノポン作『アテーナイ人の国制』の制作年代について(西洋古典学研究30) / 1982
真下 英信 / 伝クセノポン作『アテーナイ人の国制』にみられるポリス市民像の考察(紀要・慶大・言語文化研16) / 1984
松坂 佐一 / プラトンと法律 / 名古屋大学出版会 / 1987
松藤 和夫 / 前四世紀における僭主政の歴史的意義(史学雑誌94-10) / 1985   評:森谷公俊(法制史研究36
松藤 和夫 / 古典期ギリシアの国家・国制・民衆運動(歴史学研究547) / 1985
三浦 一郎 / エーゲ・ギリシアの古代文明 / 講談社 / 1981
三浦 一郎 / 古代ギリシアの親子(ソフィア・上智大128) / 1984
三島 淑臣 / プラトンの法思想について−一つの覚え書−(法政研究・九大46-2〜4) / 1980
宮地 啓介 / 前5世紀におけるアテナイの軍事力編成−海軍力強化と下層市民の従軍−(史学研究・広島史学研究会175) / 1987
宮地 啓介 / アテナイにおける艦隊乗組員の調達−志願者募集制と徴兵制−(西洋史学報・広島大13) / 1987
向山  宏 / 部族改革と部族構成−クレイステネス改革の意図をめぐって−(紀要・広大・文41-特1) / 1981
向山  宏 / クレイステネスの法《史学研究記念論叢》 / 1980
向山  宏 / クレイステネス改革の日付について(西洋史学125) / 1982
向山  宏 / アテナイにおける国葬制度の成立について(紀要・広島大・文47) / 1988
村川堅太郎 / 〔書評〕Rhodes, P. J.: A Commentary on the Aristotelian Athenaion Politeria, Oxford 1981(西洋古典学研究32) / 1984
村田数之亮 / エーゲ文化圏−クレタ,ミケネ,ギリシア文明−(史林・京大65-4) / 1982
森  進一 / 立法の教育性−Socrates の命題に戻って−(西洋古典学研究28) / 1980
森谷 公俊 / 前四世紀アテネの帝国化について−第二次海上同盟を中心に−(西洋史学129) / 1983   評:中村純(法制史研究34
森谷 公俊 / 古典期アテネの帝国支配(歴史学研究別冊特集) / 1983
森谷 公俊 / ボイオティア同盟におけるテーべの支配(歴史評論403) / 1983
森谷 公俊 / 第二次海上同盟期アテネの政治と外交(前377〜355)(史学雑誌92-11) / 1983   評:中村純(法制史研究34
森谷 公俊 / イソクラテスにおけるアルケーとヘーゲモニア(西洋古典学研究33) / 1985
森谷 公俊 / 前4世期ギリシアの普遍平和条約−支配・平和・自治−(歴史学研究556) / 1986
森谷 公俊 / エウブーロスの財政政策とアテネ民主政の変質(史学雑誌97-4) / 1988
森谷 公俊 / テッサリアにおけるポリスの形成に関するノート(人文学報・都立大199) / 1988
森谷 公俊 / ポリス世界の国際関係《ギリシアとローマ》 / 1988
森村  進 / 古代ギリシアの刑罰観1〜5完(法学協会雑誌101-7,10,12;102-1,2) / 1984
森村  進 / ギリシア人の刑罰観 / 木鐸社 / 1988
安永 信二 / コイシュラの子,メガクレス(上智史学31) / 1986
山川 偉也 / ギリシャ人の哲学と世界観 / 玉川大学出版部 / 1986
山川 廣司 / ホメーロスにみられるアゴラ(紀要・北海道教大・社会科学38) / 1987
山川 廣司 / ミケーネ時代の王権(歴史学研究586) / 1988
山川 廣司 / ピュロス王国における家畜文書について(紀要・北海道教育大・社会科学33-1) / 1982
山川 廣司 / ピュロス文書に見える漕ぎ手たち−ピュロス王国の軍制の一側面−(紀要・北海道教大・社会科学36-1) / 1986
山本 健郎 / プラトン『国家論』考−政治理念と形而上学の交錯の一断面−秋田書房1983
米沢  茂 / クラテスは何故脱獄を拒否したか?−アテナイ市民として,神の僕として(紀要・北九州大・外国語60) / 1987
法の理論3 / ソクラテスの死/悪法問題とプラトン哲学原秀男・ホセ=ヨンパルト・三島淑臣編 / 成文堂 / 1984
西洋古代史料集 / 古山正人・中村純・田村孝・毛利晶・本村凌二・後藤篤子編訳 / 東京大学出版会 / 1987
フラウィウス・アッリアノス / 「アレクサンドロス東征記」大牟田章訳(論集・金沢大・文・史学科篇4〜7) / 1983〜87
フラウィウス・アッリアノス / 「インド誌」(全一巻)大牟田章訳(論集・金沢大・文・史学科篇8) / 1988
アリストテレス『アテナイ人の国制』 / 村川堅太郎訳 / 岩波書店 / 1980
R.E.ウィッチャリー『古代ギリシャの都市構成』 / 小林文次訳 / 相模書房 / 1980
H.ロイド・ジョーンズ編『ギリシア人−その歴史と文化−』 / 三浦一郎訳 / 岩波書店 / 1981
P.J.ゼポス「ギリシャ法提要−その法史,近代法学および近代法特に民法典−」 / 塙浩訳(産大法学18-1) / 1984
F.ハイニマン『ノモスとピュシス−ギリシア思想におけるその起源と意味−』 / 広川洋一訳 / みすず書房 / 1983
パウサーニアース / 「ギリシャ案内記」1〜5 西村哲訳(論叢・長崎外語短大22,23,32,33,34) / 1979〜89
E.バーカー『ギリシアの政治理論』第一章1・2 / 近藤嘉明抄訳(論集・長崎県立国際経済大16-1,4) / 1982・83
モーゼス.I.フィンレー『古代ギリシア人』〔叢書ウニベルシタス216〕 / 山形和美訳 / 法政大学出版局 / 1989
アンドルー・ラウス『キリスト教神秘思想の源流-プラトンからディオニシオスまで-』 / 水落健治訳教文館1988
ルチャーノ・デ・レシェンツォ『物語ギリシア哲学史−ソクラテス以前の哲学者たち−』 / 谷口勇訳而立書房1986


D ローマ


1 政治
赤井 伸之 / パトリキとプレーブスの身分闘争に関する史料(西洋法制史料選I) / 1981
赤井 伸之 / 神皇アウグストゥス業績録(西洋法制史料選I) / 1981
赤井 伸之 / 属州行政に関するプリーニウスの書簡(西洋法制史料選I) / 1981
石川 勝二 / 共和政ローマ市民について−研究史の試み−(紀要・愛媛大・教育・人文・社会科学18) / 1986
市川 雅俊 / 専制君主政成立期における軍政・民政分離の一断面−Primipilus 職の変化と軍用食糧−(史学雑誌90-2) / 1981
市川 雅俊 / ローマ帝国と軍隊《ギリシアとローマ》 / 1988
一柳 俊夫 / 古代ローマ政治思想史における自由の観念(紀要・宇都宮大・教育32) / 1982
岩井 経男 / ローマ共和政期の同盟関係−基本的視角の再検討−(文経論叢・弘前大・人文17-3) / 1982
岩井 経男 / 共和政ローマの植民政策−植民市建設と個人的土地分配−(前393 年-前134  年)(西洋古典学研究33) / 1985
岩井 経男 / 父達の承認Auctoritas Patrum と元老院見解Auctoritas Senatus 1・2(文経論叢・弘前大・人文22-3;24-3) / 1987・89
岩井 経男 / ゲルツァー理論の再検討《北日本文化の継承と変容》 / 1987
岩井 経男 / ローマ都市制度史研究水星舎1988
太田 信幸 / セプティミウス・セウェールスの家系をめぐって(史朋16) / 1980
太田 信幸 / セプティミウス・セウェールスと属州アフリカ(文化史学・同志社大40) / 1985
太田 信幸 / セプティミウス・セウェールスのCurusus Honorum(文化史学・同志社大42) / 1986
大月 康弘 / 初期ビザンツ帝国における教会の税制特権について−テオドシウス法典の分析を中心として(史学雑誌98-10) / 1989
岡  道男 / キケロの「国家論」−その指導者像(2・51)をめぐって−(法制史研究34) / 1985
小田 謙爾 / ビザンツの「サーカス党派」をめぐる諸問題(史学雑誌94-9) / 1985
小田 謙爾 / コンスタンティノープル市内の軍隊−『テオドシウス法典』にみられる宿舎提供義務(メタトゥム)分析を中心に−(西洋史論叢・早大・西洋史研究会11) / 1989
神宮 典夫 / ローマ帝政後期帝国西部の帝室領地(fundi rei privatae)の支配構造に関する一考察−Constantinus 帝時代からValentianus2世時代における地代・公租・公課徴収権をめぐって−(法学論集・西南学院大18-6) / 1986
神宮 典夫 / 〔書評〕Karl Leo Noethlichs, Beamtentum und Dienstvergehen: Zur Staatsverwaltung in der Spätantike(国家学会雑誌100-1・2) / 1987
神宮 典夫 / 西ローマ帝政末期における税,皇帝領地代の徴収に関する一試論−宮廷官(palatini)と属州長官による徴収活動を中心にして−(法学論集・西南学院大20-3・4) / 1988
楠田 直樹 / P. Cornelius p. f. p. n Scipio Africanus Aemilianus −前147年コンスル職までの経歴−(西洋史学119) / 1981
楠田 直樹 / ローマ共和政盛期における「ノービリタース」と「政治派閥」−その学説史的動向をめぐって1・2−(紀要・創価女短大4,5) / 1988
楠田 直樹 / 第三次ポエニ戦争と「脅威の釣合」論−ローマ元老院内部の葛藤(紀要・創価女短大6) / 1989
後藤 篤子 / シドニウス・アポリナーリスにおける「ローマニズム」(史学雑誌90-10) / 1982
後藤 篤子 / 「ミラノ勅令をめぐって」−クリステンセンの復元を中心に−(法政史学39) / 1987
後藤 篤子 / キリスト教ローマにおける宗教闘争《ギリシアとローマ》 / 1988
木庭  顕 / serta tecta in Cic. Verr. II-I-50-130ff.《古代ローマ法研究》 / 1986
木庭  顕 / 〔書評〕J.Gagé, La chute des Tarquin et le débuts de la république romaine(国家学会雑誌100-1・2) / 1987
坂口  明 / 小アジアにおけるローマ皇帝領の管理組織(研究紀要・日大・人文研37) / 1989
阪本  浩 / ローマ元首政とDivi 礼拝(歴史・東北史学会57) / 1981
佐藤 篤士 / ローマ都市共同体の形成について(比較都市史研究会報57) / 1981
沢辺 和浩 / 前二世紀ヒスパニアにおけるウィリアトゥスの蜂起(専修史学19) / 1987
柴田平三郎 / アウグスティヌスの国家観1〜3−キケロ『国家論』との関連で−(紀要・千葉商大18-4;191,2) / 1981
柴田平三郎 / アウグスティヌスの政治世界12完(法学研究・慶大54-11,12) / 1981
柴田平三郎 / アウグスティヌスの政治観(法学研究・慶大56-12) / 1983
島  創平 / 〔書評〕Fabre, Georges: Libertus. Recherche sur les rapports patron-affranchi à la fin de la république romaine, Rome 1981.(西洋古典学研究32) / 1984
島田  誠 / ローマ市民にとっての「国家」−プテオリにおける「国家」と諸集団−(西洋史研究・東北大・新輯18) / 1989
清水 良三 / アリストテレスの政治学についての一考察(政経論叢・国士館大37・38) / 1981
新保 良明 / D.ヘンニッヒ『L.アエリウス,セイアヌスティべリウスの支配に関する研究』(西洋史研究10) / 1981
新保 良明 / ローマ帝政初期における政務官選挙(紀要・長野工高専19) / 1988
杉野  薫 / ローマ政治とコンスタンチノープル政治,モンテスキューの『ローマ盛衰原因論』において(紀要・九州産業大・教養22-2) / 1986
砂田  徹 / 前88年のスッラのローマ進軍について(歴史学研究559) / 1986
砂田  徹 / 「元老院最終議決」考−ローマ共和政期における政治的殺人−(史学雑誌98-8) / 1989
高田 邦彦 / ローマ属州総督の稚政と善政1−「ローマの平和」成立の一条件を探る−(教養論叢・中京大27-2) / 1986
田村 幸策 / 政治思想上におけるシセローの地位−古代ローマの紀元前一〇六〜四三年−(日本政教研究所紀要4) / 1980
田村  孝 / 〔書評〕Sherwin-White, A. N.: Roman Foreign Policy in the East 168 B.C to A.D. 1, London 1984(西洋古典学研究34) / 1986
手代木章宏 / ローマ帝国形成をめぐる問題−ローマ人と戦争−(歴史・東北史学会69) / 1987
鳥居  誠 / Publius Musius Scaevola の位置づけ1(論究・中大・文13-1) / 1981
土井 正興 / 〔研究動向〕何がローマ共和政を帝政に移行させたか−R.ギュンター『スパルタクスの蜂起』によせて−(歴史学研究488) / 1981
新田 一郎 / ローマ皇帝崇拝に関する一考察−属州の皇帝崇拝を中心にして−(紀要・島大・法文6-1) / 1983   評:松本宣郎(法制史研究35
長谷川岳男 / 第一イリュリア戦争再考−ローマの東方政策とギリシア世界−(紀尾井史学・上智大6) / 1986
長谷川博隆 / カルタゴの国制とハンニバル−前195 年の国制改革への道−(名大文学部研究論集・史学28) / 1982
林  智良 / 〔資料〕アルフェーヌス・ウァールス Alfenus Varus と共和政末期ローマ−セルウィウス・スルピキウス・ルーフス Servius Sulpicius Rufus との比較から−(法学論叢・京大126-3) / 1989
日台 礟一 / スエトーニウス皇帝列伝の文献的性格に関する若干の問題(人文研究・大阪市立大33-12) / 1982
平田 隆一 / ケントゥリア制の成立について(紀要・東北大・教養33)
平田 隆一 / ローマ共和政国家とエトルスキ宗教−研究ノートから−(紀要・東北大・教養41-1)
平田 隆一 / ポリスとローマ帝国−理論的一考察−(古代文化33-7)  評:木庭顕(法制史研究32
平田 隆一 / エトルスキ国制の研究 / 南窓社 / 1982  評:浅香正(西洋史学128);秀村欣二(西洋史研究11);松本宣郎(歴史・東北史学会59)
平田 隆一 / ギリシア・ローマにおける<国際的>諸関係の構造《文化における受容と変容》 / 1985
平田 隆一 / 〔紹介〕岩井経男「ローマ都市制度史研究」(歴史・東北史学会73) / 1989
広瀬三矢子 / アウグストゥスの意識における元首制−「アウクトリタース」を中心として−(関学西洋史論集12) / 1983
広瀬三矢子 / 「アーラ=パーキウス=アウグスタエ」について−アウグストウス統治政策との関連において(西洋史学142) / 1986
松本 宣郎 / 『ヒストリア・アウグスタ』研究について−A. Momigliano の問題提起−(歴史・東北史学会54) / 1981
松本 宣郎 / 『ヒストリア・アウグスタ』研究について−T. D. Barnes, The Source of the Historia Augusta を中心に−2(歴史・東北大59) / 1982
松本 宣郎 / 初期ローマ帝国の支配構造《ギリシアとローマ》 / 1988
南川 高志 / 〔ノート〕ローマ皇帝セプティミウス・セウェールス像の変遷(西洋史学122) / 1981
南川 高志 / セプティミウス・セウェールスとローマ元首政(史林・京大65-2) / 1982   評:米田利浩(法制史研究33
南川 高志 / ローマ帝国セプティミウス・セウェールス像の変遷(西洋史学122) / 1982
南川 高志 / トラヤヌス政権成立への政治過程(西洋古典学研究34) / 1986
南川 高志 / ローマ社会の特質と元首制政治史研究の課題(古代文化39-5) / 1987
南川 高志 / 憎まれた賢帝ハドリアヌス−政治史からみた五賢帝時代の実相−(史林・京大71-6) / 1988
毛利  昌 / ガイウス・グラックスの改革とイタリアの同盟者(西洋史研究・東北大・新輯16) / 1987
安井  萌 / 〔書評〕K. J. Hölkeskamp, Die Entstehung der Nobilität(西洋史研究・東北大・新輯16) / 1987
安井  萌 / ローマ共和政末期におけるポプラーレスとその政治的手法(西洋史研究・東北大・新輯18) / 1989
弓削  達 / ローマ皇帝神をめぐる祭儀(歴史学研究560) / 1986
弓削  達 / ローマ帝国論〔ユーラシア文化選書〕(第二刷) / 吉川弘文館 / 1982
吉村 忠典 / 支配の天才ローマ人〔人間の世界歴史4〕 / 三省堂 / 1981   評:木庭顕(法制史研究32);土井正興(歴史学研究522)
米田 利浩 / 属州カッパドキアの成立−元首直轄州の起源をめぐって−(史流24) / 1983
米田 利浩 / 法文書にあらわれた元首のプロクラートル(史流26) / 1985
米田 利浩 / 公職者としての元首プロクラートル(西洋古典学研究33) / 1985
和田  廣 / ユスティニアヌス一世帝の異端迫害政策について(史潮〔新〕20) / 1986
カエサル文集『ガリア戦記・内乱記』 / 國原吉之助訳 / 筑摩書房 / 1981
スエトニウス『ローマ皇帝伝』(上・下) / 國原吉之助訳 / 岩波書店 / 1986
タキトゥス『年代記ティベリウス帝からネロ帝へ』(上・下) / 國原吉之助訳 / 岩波書店 / 1981
J.ブライケン『ローマの共和政』 / 村上淳一・石井紫郎訳 / 山川出版社 / 1984  評:弓削達(法制史研究35), 反論(法制史研究36
モンテスキュー『ローマ人盛衰原因論』 / 田中治男・栗田伸子訳 / 岩波書店 / 1989

2 社会・経済・文化
石川 勝二 / 初期ローマの植民市建設について−Priscae Latinae Coloniae は存在したか−(ヨーロッパ1) / 1985
石川 勝二 / ティトゥス・リウィウスと初期ローマの歴史−ローマの歴史叙述の問題性について−(紀要・愛媛大・教育21) / 1989
一柳 俊夫 / 古代ローマの共同体−E.M. シュタエルマン『ローマの土地所有』について−(1〜3完)(紀要・宇都宮大・教育31,34,35) / 1981
浦野  聡 / 〔書評〕George M. Parássoglou, Imperial Estates in Roman Egypt(西洋史研究・東北大・新輯13) / 1985
浦野  聡 / ローマ帝政期小アジア中西部における「自由村落」成立のための社会的基礎(西洋史研究・東北大・新輯15) / 1986
浦野  聡 / ローマ帝国東部におけるアンガレイア制度の発展と村落共同体(史学雑誌97-11) / 1988
浦野  聡 / ローマ帝政期小アジアにおける村落の都市昇格−その社会的・法的背景−(西洋史学153) / 1989
大月 康弘 / 初期ビザンツ帝国の社会構造と慈善事業−E.パトラジアンの問題提起とその射程−(一橋論叢102-6) / 1989
片岡 輝夫 / Livius VIII,14,8 とX,20,10 : ローマ初期の市民植民市Antium の社会構造−その一, VIII,14,8 の一解釈−《古代ローマ法研究》 / 1986
木寺 廉太 / 古代キリスト教と平和主義1〜6−キリスト教の公認(313 年)までの信徒の兵士の実態−(紀要・茨城キリスト教大16〜21) / 1985〜87
口石久美子 / 〔書評〕J.H.D'Arms, Commerce and Social Standing in Ancient Rome(国家学会雑誌1001・2) / 1987
栗田 伸子 / ローマ帝国と「低開発」−Albert Deman の所論を中心に−(歴史評論400) / 1983   評:本村凌二(法制史研究34
栗田 伸子 / ユグルタ戦争前夜におけるヌミディア社会の陣営配置《古代ローマ法研究》 / 1986   評:毛利晶(法制史研究37
小阪 康治 / 若きアウグスティヌスの生活の規範について(宗教研究254) / 1982
後藤 篤子 / 後期ローマ帝国における民衆運動−キルクムケリオーネスについて−(歴史評論403) / 1983
木庭  顕 / "in Verrem" と"de re publica"1〜5(国家学会雑誌95-3・4,96-3・4;9・10;97-1・2;103-7・8) / 1982
木庭  顕 / バッキュリーデースの祝勝歌第10番について−メタポントのアルテミス信仰−《広中論集》 / 1986
小林 雅夫 / ギリシア人医師アスクレピアデスについて(史観・早大104) / 1981
小林 雅夫 / 軍団の軍医とローマ人の医師観(史観・早大107) / 1982
坂口  明 / 帝政初期のイタリアにおける土地所有関係−アリメンタ碑文の分析を中心に−(史学雑誌89-2) / 1980
坂口  明 / ローマ帝政前半期における富欲者のmunificentia −私的アリメンタ基金を中心に−(史叢・日大33) / 1984
坂口  明 / ローマ帝政前半期の土地と農民《ギリシアとローマ》 / 1988
阪本  浩 / ローマ皇帝の葬儀と神化(研究報告・東北大・日本文化研19) / 1984
佐藤 育子 / カルタゴ史に関する史料−ポエニ碑文の分析を中心にして−(史艸・日本女子大26) / 1985
佐藤 彰一 / 後期古代社会における聖人・司教・民衆(西洋史論叢・早大5) / 1983
佐藤 吉昭 / キリスト教殉教思想における象徴構造(人文学報・京大60) / 1986
柴田平三郎 / 〔研究ノート〕アウグスティヌス政治思想への接近方法について(紀要・千葉商大18-3) / 1980
柴田平三郎 / アウグスティヌスにおける「教会と国家」(独協法学20) / 1984
柴田 光蔵 / 〔書評〕平田隆一「ローマ市民共同体論−Civitas国家の特質とその歴史的展開−」(法制史研究30) / 1981
島田  誠 / 共和政末期から元首政期におけるローマ市民社会における諸階層と労働(職業)観−問題関心と分析概念としての階層区分の関係を中心に−(クリオ・東大・クリオの会2) / 1987
島田  誠 / ローマ市民団《ギリシアとローマ》 / 1988
島田  誠 / 'Italicus es an provincialis?' −属州居住ローマ市民をめぐる試論−(史学雑誌97-7) / 1988
霜田美樹雄 / キリスト教は如何にしてローマに広まったか / 早稲田大学出版部 / 1980
田村  孝 / Adalberto Giovannini, Rome et la circulation monétaire en Grèce au II siècle avant Jésus Christ(西洋史学117) / 1980
豊田 浩志 / 『大迫害』直前のローマ帝国とキリスト教−エウセビオス史料を中心として−(紀要・美作女子大12) / 1980
豊田 浩志 / Gallienus の所謂「キリスト教寛容令」について(西洋古典学研究28) / 1980
豊田 浩志 / ウァレリアヌスのキリスト教迫害−ディオニュシオスのヘルマモン宛て書簡をめぐって−1・2(西洋史学報・広島大・復刊7,158) / 1980
豊田 浩志 / 3世紀におけるキリスト教の伸展−騎士身分への浸透をめぐって−(古代文化35-6) / 1983
豊田 浩志 / 紀元3・4世紀におけるローマ帝国とキリスト教(キリスト教史学40) / 1986
鳥居  誠 / 〔研究ノート〕ローマ,紀元前133年のlex Sempronia agraria による公有地割り当ての対象者いわゆるイタリア問題について−(論究・中大14-1) / 1982
永井 繁樹 / アウグストゥスの時代(文明・東海大53) / 1988
新田 一郎 / キリスト教とローマ皇帝 / 教育社 / 1980
新田 一郎 / ローマ皇帝崇拝に関する一考察−属州の皇帝崇拝を中心にして−(紀要・島根大・法文6-1) / 1984
新田 一郎 / ローマ領ブリタニアにおける皇帝崇拝(紀要・島根大・法文7-1) / 1984
長谷川博隆 / カルタゴの国制とハンニバル−前196 年国制改革への道−(研究論集・名大・文・史学28) / 1982
長谷川博隆 / Calles 考−移牧と国家ローマ−(研究論集・名大・文・史学30) / 1984
長谷川博隆 / ローマ人の世界−社会と生活− / 筑摩書房 / 1985
長谷川博隆 / 古代イタリアにおける移牧と牧人(ヨーロッパ1) / 1985
服部英次郎 / アウグスティヌス〔思想学説全書〕 / 勁草書房 / 1980
服部英次郎・藤本雄三 / アウグスティヌス告白 / 有斐閣 / 1980
馬場 典明 / 1世紀後半〜3世紀初のイタリアにおける大土地所有形態と構造1〜3(歴史学・地理学年報・九大・教養8,13) / 1984
馬場 典明 / Liv.XX I.63.3〜4−"Quaestus omnis patribus indecorus visus" に関する予備的検討−(歴史学・地理学年報・九大・教養10) / 1986
林  信夫 / 〔書評〕長谷川博隆「Politor 考−ローマ農業と自由労働者,各論(I)  −」(法制史研究31) / 1982
平田 隆一 / 市民共同体とローマ国家−ウッチェンコ説の検討を中心に−1〜3(古代文化32-2,4,7) / 1980
前之園幸一郎 / セネカの教育思想Ad Lucilium epistulae morales を中心にして(紀要・青学女短大37) / 1983
前之園幸一郎 / 古代ローマ人の子ども観−infans 概念の成立をめぐって−(紀要・青学女短大38) / 1985
松本 宣郎 / 〔批判と反省〕弓削達『地中海世界とローマ帝国』が提起するもの(歴史学研究476) / 1980
松本 宣郎 / 弓削達『地中海世界とローマ帝国』をめぐって(社会科学の方法12-9) / 1980
松本 宣郎 / ルグドゥヌムの迫害再考(西洋史研究9) / 1980
松本 宣郎 / 都市の民衆と初期キリスト教徒(紀要・東北学院大・キリスト教研究6) / 1988
松本 宣郎 / 帝政期ローマの民衆とエリート(西洋史研究・東北大・新輯17) / 1988
南川 高志 / ローマ皇帝の哲学者弾圧について(史林・京大67-1) / 1984
村川堅太郎 / Nicolet, Claude: Le métier de citoyen dans la Rome républicaine. Paris, 1976.(英訳 The World of the Citizen in Republican Rome. 1980. translated by R. S. Falla)(西洋古典学研究30) / 1982
毛利  晶 / Cornelius Cossus の決闘伝説とLivius(西洋古典学研究32) / 1984
本村 凌二 / John H. D'Arms, Commerce and Social Standing in Ancient Rome, Cambridge/London:Harvard UP 1981(立正西洋史5) / 1982
本村 凌二 / 帝国通貨と属州都市の貨幣鋳造権−セウェルス朝期経済史の一側面−(西洋史学115) / 1980
本村 凌二 / 属州バエティカの都市化と土着民集落(西洋古典学研究30) / 1982
本村 凌二 / ローマ帝国における「性」と家族《ギリシアとローマ》 / 1988
盛  節子 / ローマ帝国における対キリスト教迫害の法的根拠−モナキーノ教授の問題提起を通して−(キリスト教史学35) / 1982
弓削  達 / Die Mittelmeerwelt und das römische Reich: Ein Interpretationsversuch(人文学科紀要・東大・教養70) / 1980
弓削  達 / F. Tinnefeld: Die frühbyzantinische Gesellschaft. Struktur-Gegensätze-Spannungen(西洋古典学研究29) / 1981
弓削  達 / "institutum Neronianum"(人文科学紀要・東大・教養75) / 1982
弓削  達 / ローマ皇帝礼拝とキリスト教徒迫害 / 日本基督教団出版局 / 1984   評:松本宣郎(法制史研究35
弓削  達 / ローマ皇帝礼拝と天皇神化(歴史評論406) / 1984
弓削  達 / “Ubi solitudinem faciunt,.... ” −「ローマの平和」と現代の平和−(歴史評論369) / 1981
米山 宏史 / ローマ帝政期におけるボウディッカの蜂起について−蜂起の性格解明をめざして−(専修史学17) / 1985
渡辺 敦子 / カルタゴにおけるバルカ家台頭の要因について(関学西洋史論集11) / 1982
エイナル・イェシュタード『ローマ都市の起源』浅香正訳 / / みすず書房 / 1983  評:太田信幸(文化史学・同志社大39);平田隆一(法制史研究34
マイラ・キアラヴァッレ「西紀1世紀のイタリアにおける貨幣流通状況」小林勝訳(古代文化40-10) / / 1988
ギボン   / 『ローマ帝国衰亡史』III 中野好夫訳 / 筑摩書房 / 1981
ギボン   / 『ローマ帝国衰亡史』IV 中野好夫訳 / 筑摩書房 / 1985
ギボン   / 『ローマ帝国衰亡史』X 朱牟田夏雄訳 / 筑摩書房 / 1987
ギボン   / 『ローマ帝国衰亡史』VI 朱牟田夏雄訳 / 筑摩書房 / 1988
フランツ・キュモン / 「ローマ人の葬礼のシンボリズムに関する調査研究」 I〜III 永沢峻訳(紀要・和光大・人文17,18,20) / 1982〜85
A.N.シャーウィン・ホワイト / 『新約聖書とローマ法・ローマ社会』 保坂高殿訳日本基督教図書出版局1987
F.ティンネフェルト / 『初期ビザンツ社会−構造・矛盾・緊張−』 弓削達訳 / 岩波書店 / 1984  評:和田廣(オリエント27-2)
W.V.ハリス / 「ローマ史における階級概念の有効性」 松本宣郎訳(歴史・東北史学会70) / 1988
D.マコーレー / 『都市−ローマ人はどのように都市をつくったか−』 西川幸治訳 / 岩波書店 / 1980

3 奴隷制
神宮 典夫 / 〔研究ノート〕ローマ帝政後期西部における逃亡コローヌス取戻立法の成立と崩壊(国家学会雑誌96-1・2) / 1983   評:坂口明(法制史研究34
小林 雅夫 / 古典古代の奴隷医師について(科学史研究141) / 1982
小林 雅夫 / ローマ帝政初期の奴隷教育と奴隷医師(史観・早大111) / 1984
坂口  明 / K. Hopkins: Conquerors and Slaves: Sociological Studies in Roman History(西洋古典学研究29) / 1981
島  創平 / 教会奴隷解放(manumissio in ecclessia)について−ギリシャの聖式奴隷解放との関係から(史学雑誌91-3) / 1982
島  創平 / パウロと奴隷解放の問題−コリント前書7章21部の歴史的背景−(史潮〔新〕13) / 1983
島  創平 / ローマの奴隷とアジール《ギリシアとローマ》 / 1988
島田  誠 / 元首政期のローマ市民権と奴隷解放(史学雑誌95-3) / 1986
土井 正興 / イタリアにおけるスパルタクス蜂起研究をめぐる最近の動向(日伊文化研究20) / 1982
土井 正興 / スパルタクス蜂起研究の現段階と課題(歴史評論403) / 1983
土井 正興 / パガウダエ運動と古代から中世への転換(人文科学年報・専修大14) / 1984
土井 正興 / 「スパルタクスの蜂起」への学生諸君の検証から何を学ぶか(専修人文論集32) / 1984
土井 正興 / 古代奴隷制社会論 / 青木書店 / 1984
土井 正興 / The Present Stage of Studies on Spartacus' Uprising and its Problems(専修人文論集35) / 1985
土井 正興 / 古代の解放運動を見る目(専修人文論集36) / 1985
土井 正興 / スパルタクス蜂起のなかの女性(歴史評論419) / 1985
土井 正興 / スパルタクスの最後の戦場はどこか(専修史学19) / 1987
土井 正興 / 新版スパルタクスの峰起 / 青木書店 / 1988
土井 正興 / キケロとスパルタクスの峰起(専修史学20) / 1988
土井 正興 / 世界史における発展法則と類型−スパルタクス峰起と「共和政から帝政への移行」の関連をめぐる諸論議の深化のために−(人文科学年報・専修大19) / 1989
土井 正興 / スパルタクスの生い立ちとトラキアにおける反ローマ闘争(専修史学21) / 1989
土井 正興 / 〔資料〕A Bibliography of Spartacus' Uprising(1726-1988)=スパルタクス蜂起関係文献目録=(専修人文論集42) / 1989
土井 正興 / 〔研究ノート〕スパルタクスの「反乱」から「イタリア戦争」へスパルタクス峰起=イタリア奴隷戦争論構築の試み(歴史学研究590) / 1989
馬場 典明 / 《OPVS DOLIARE 》考−2, 3 世紀の大土地所有に於ける「解放奴隷」−(歴史学・地理学年報・九大5) / 1981
馬場 典明 / C.I.L. X V, 1003 - SERVI VICARII の一形態(史学論集・別府大13) / 1982
馬場 典明 / 2・3世紀のローマ大土地所有に於ける「解放女奴隷」(古代文化36-8) / 1984
馬場 典明 / アレティウム・テルラ=シギルラータの終焉−ローマ奴隷制衰退相の再検討−(古代文化39-2) / 1987
松本 宣郎 / 第13回古代奴隷研究グループ・コロクィオに参加して(歴史学研究529) / 1984
本村 凌二 / ローマ世界における嬰児遺棄と奴隷制−パピルス文書のコプレウスをめぐって−(歴史と文化・東大・教養16) / 1988
ロマン・カミュニック「スパルタクス蜂起をめぐる諸問題」 / 土井正興訳(専修人文論集26) / 1981
R・ギュンター「ガリアとイスパニアにおけるバガウダエの民衆運動」 / 土井正興訳・解説(歴史評論387) / 1982
B.B.ハルデーエフ / 「土井正興の諸労作におけるスパルタクス蜂起の諸問題」 一柳俊夫訳(歴史評論429) / 1986
B.B.ハルデーエフ / 「トラキアの女占い師の予言とスパルタクス峰起」 土井正興訳(歴史評論463) / 1988

4 法

a 一般・法源
窪田 潤司 / キケローによるウェレーヌス裁判とアウレーリウス法(史流・北海道教育大27) / 1986
佐藤 篤士 / 十二表法(西洋法制史料選I) / 1981
佐藤 篤士 / ローマ法史I / 敬文堂 / 1982
佐藤 篤士 / AEQUITAS考(早稲田法学57-3) / 1982
佐藤 篤士 / HUMANITAS考(早稲田法学58-2) / 1983
佐藤 篤士 / ローマ法史II / 敬文堂 / 1988
佐藤 篤士 / 古代ローマの社会と法《現代法社会学》 / 1989
柴田 光蔵 / ローマ法概説(増補版)玄文社1980
柴田 光蔵 / ローマ法と現代1〜12完(法学教室7〜20) / 1981
柴田 光蔵 / ローマ法の技術と心1〜21(法学セミナー327〜339,341,343) / 1982
西村隆誉志 / アクィーリウス法とそれをめぐる法学説の展開(西洋法制史料選I) / 1981
林  智良 / セルウィウス・スルピキウス・ルーフスServius Sulpicius Rufus と共和政末期ローマ−その法学者像と政治家像をめぐって−1・2完(法学論叢・京大125-1,2) / 1989
林  信夫 / 〔文献紹介〕Fernand Martin, La documentación griega de la cancilleria del emperador Adriano, Pamplona, 1982.(かいほう16)
林  信夫 / ローマ法研究における文献史料と考古学史料(法学論集・専修大40) / 1984
林  信夫 / エスパーニャにおけるローマ法(南欧文化11) / 1985
林  信夫 / 最近のローマ法学管見−『アルバロ=ドールス記念論文集』−を通して(法学論集・専修大47) / 1988
吉田 宜路 / 〔覚書〕ヘレニズムにおける二つの法思想(論集・名古屋学院大・社会科学篇21-1・2) / 1984
吉野  悟 / テオドシウス法典(西洋法制史料選I) / 1981
吉原 達也 / ポンポニウス:クィントゥス・ムキウス市民法註解第37巻1(広島法学9-1) / 1985
吉原 達也 / ローマ法源学説の一問題点−D.ネルの所説をめぐって−(広島法学11-3・4) / 1988
久保正幡先生還暦記念−西洋法制史料選I古代− / 久保正幡先生還暦記念出版準備会 / 創文社 / 1981
ガーイウス / 『法学提要』1佐藤篤士監訳(早稲田法学64-1) / 1989
ジュリアーノ・クリフォ / 「ヴィーコ,修辞学とローマ法」児玉寛訳(法政研究・九州大55-1) / 1988
ジュリアーノ・クリフォ / 「ローマ法およびローマ法的伝統の意義」西村重雄・吉原達也訳(広島法学12-2) / 1988
ディゲスタ(第12巻〜第18巻) / 内水主計・江南義之訳(神奈川法学17-2・3;18-1・3;19-1;21-1・2・3;22-3;24-1) / 1982〜84,86,88
ディゲスタ(第6巻) / 江南義之訳(神奈川法学25-1・2) / 1989
ディゲスタ(第41巻) / 江南義之訳(神奈川法学25-2) / 1989
Th.フィーヴェク『トピクと法律学−法律的基礎研究への一試論−』 / 植松秀雄訳 / 木鐸社 / 1980

b 公法・裁判制度
岩田 健次 / 王法(西洋法制史料選I) / 1981
岡   徹 / 書面訴訟についての学説史の一局面(法学論集・関西大31-2・3・4) / 1981   評:小山昇(法制史研究33
荻原 英二 / ローマ共和世紀の不当所得返還請求裁判について−告発意図および「裁判人」の諸相−(西洋史学150) / 1988
小田 謙爾 / コンスタンティノープル市総督の市内統治に関する諸権限(史観・早大1191988
片岡 輝夫 / 共和政務官表(とくにFasti Capitolini consulares の碑文)(西洋法制史料選I) / 1981
神宮 典夫 / ワレンティーニアーヌス(三世)新勅法第二十七翻訳と解説(法学論集・西南学院大17-2・3・4) / 1985
熊丸 光男 / ローマ共和政前期におけるprovocatio1・2完(法研論集・早大39,42) / 1986
熊丸 光男 / ローマ共和政期における頭格消滅について−aquae et ignis interdictio と市民権喪失−(早稲田法学会誌39) / 1989
佐藤 篤士 / 不法徴収返還請求に関するアキーリウス法(西洋法制史料選I) / 1981
柴田 光蔵 / ローマ法における暴力訴訟の一考察−キケロ−Cicero の「ミロー弁護論Pro Milone 」をめぐって−1〜4完(法学論叢・京大104-4;105-1;106-4;107-1) / 1981
柴田 光蔵 / ローマ法における殺人訴訟の一考察−キケロ−Cicero 「アメリアのローキウス弁護論pro Roscio Amerino 」をめぐって−1〜5完(法学論叢・京大107-4;109-1,5;110-3;111-1) / 1981
柴田 光蔵 / ウァティーニウス訊問論(In Vatinium)−キケロ−Cicero の法廷弁論をめぐって−(法学論叢・京大122-4・5・6) / 1988
柴田 光蔵 / 不法取得にかんするアキリーウス法−ローマの法律ひろば10−(ひろば42-6) / 1989
柴田 光蔵 / アルキアース弁護論(pro Arcia)−キケロ−Cicero の法廷弁論をめぐって−(法学論叢・京大124-3・4) / 1989
西村 重雄 / ウェスパシアーヌスの命令権に関する法律(西洋法制史料選I) / 1981
西村 重雄 / クンケル文庫目録について(図書館情報・九大付属図書館25-1) / 1989
林屋 礼二 / 上訴制度の歴史−ローマを中心として−(小室直人・小山昇先生還暦記念論集裁判と上訴 / 同編集委員会編 / 有斐閣 / ) / 1980
林屋 礼二 / 民事訴訟法の歴史−古代ゲルマン法とローマ法における訴訟手続−(法学・東北大44-2) / 1980
矢澤 f治 / 渉外法律関係と裁判制度の初源的形態1〜5完−古代ローマにおける外人掛法務官と法の適用を中心として−(熊本法学34〜38) / 1982
吉原 達也 / 「永久告示録Edictum Perpetuum」の再構成について−訴訟告示と訴訟方式−3(法学論叢・京大106-1) / 1979   評:西村重雄(法制史研究30
吉原 達也 / 古典期ローマの不確定訴訟フォルメルの性格について1・2(広島法学5-2〜4) / 1981
吉原 達也 / 〔書評〕岩井経男「ルブリウス法 Lex Rubria de Gallia Cisalpina について−ローマ共和政末期の都市裁判権−(法制史研究30) / 1981
吉原 達也 / Lex Rubria de Gallia Cisalpina について−Edictum Perpetum 再構成との関連で−1〜3(広島法学7-1,2,4) / 1983   評:小菅芳太郎(法制史研究35
吉村 忠典 / 条約締結国としてのメッサナ《古代ローマ法研究》 / 1986
ハンス・ヴィーリング / 「ローマ法における既判力の主観的範囲」吉原達也・瀧澤栄治訳(広島法学9-2) / 1985

c 私 法
石本 雅男 / 無過失損害賠償責任原因論−ローマ法におけるCulpa levissima の比較法学的研究2−法律文3  80 化社1984
上井 長久 / ローマ法における誤想債権者−表見債権者論の可能性について(法律論叢・明治大60-2・3) / 1988
岡   徹 / ローマ民事訴訟における証明についての一考察(法学論集・関西大38-2・3) / 1988
荻原 英二 / 不当利得返還請求法の罰金刑について−113年, C.Porcius Cato の裁判の検討−(紀尾井史学・上智大6) / 1986
小菅芳太郎 / 〔書評〕林信夫「ローマ売買法における使用取得(usucapio)制度の機能(1・2完)」(法制史研究29) / 1980
小菅芳太郎 / 査問手続(項目手続)覚書(北大法学論集38-4) / 1988
小菅芳太郎 / クストディア(保管・監護)責任覚書(北大法学論叢39-5・6下) / 1989
小林 雅夫 / ローマ共和政後期における教師の報酬(紀要・早大文学研究科32) / 1987
佐藤 篤士 / ローマ所有権のあり方をめぐって《ヨーロッパ・近代日本の所有権観念と土地公有論》 / 1985
芹澤  悟 / ローマ法学の方法について−いわゆるProcurator unius rei をめぐるローマ人の論争−(北大法学論集33-3) / 1982   評:西村重雄(法制史研究33
芹澤  悟 / 古代ローマ法の一側面−解除による「所有権の物権的復帰」の可能性について−(紀要・北海道教育大37-1) / 1986
芹澤  悟 / ローマ法における「条件」解釈の一例1・2完(亜細亜法学23-1;24-1) / 1988
瀧澤 栄治 / ローマ法における組合訴訟の機能−組合存続中の組合訴権に関する一考察−(法政研究・九大51-2) / 1985   評:口石久美子(法制史研究36
谷口 貴都 / 永久告示録(西洋法制史料選I) / 1981
谷口 貴都 / ローマ所有権法研究序説−M.カーザーの相対的所有権説主張の時代的意味とその内容−(法研論集・早大23) / 1981
谷口 貴都 / 所有権の存在形態と譲渡行為との関係について−古代期ローマ法の場合−(早稲田法学会誌32) / 1982
谷口 貴都 / 物権契約の歴史的展開1〜6完(法研論集・早大31,34〜37,39) / 1984   評:芹澤悟(法制史研究37
辻  博明 / ローマ法における共同保証と免除効果−大陸法系の研究−1(法学雑誌・大阪市大31-3・4) / 1985
西村 重雄 / ガーイウス法学提要(西洋法制史料選I) / 1981
西村 重雄 / クンケル文庫について(図書館情報・九大付属図書館19-4) / 1983
西村 重雄 / 古代期ローマ法における罰訴権の相続−Ulp.D.47,1,1 素描−(法政研究・九大51-3・4) / 1985  評:西村隆誉志(法制史研究36
西村 重雄 / バシリカ法典第51巻邦訳1・2(法政研究・九大52-2;53-3) / 1986・87
西村 重雄 / 古典期ローマ法における盗不当利得訴権について−Uip.D.13.1.8 「盗人は常に遅滞をなすものと見られる」−《広中論集》 / 1986   評:西村隆誉志(法制史研究37
西村 重雄 / サヴィニーとローマ法源−Ulp.D.4,3,2: 未成年者の相続承認と相続債権の取立−《近代私法学》 / 1988
西村 重雄 / 古典期ローマ法における25歳未満者保佐人の弁済受領権限(法政研究・九大55-2・3・4) / 1989
西村隆誉志 / ローマ共和政後期におけるアクィーリウス法−Gai.3,217 をめぐって−(法研論集・早大22) / 1983   評:小菅芳太郎(法制史研究31
西村隆誉志 / ローマ共和政末における法律解釈の方法−古典期アクィーリウス法分析のための視角−(早稲田法学会誌33) / 1983
西村隆誉志 / 古典期ローマの法思考−アクィーリウス法解釈の展開を素材にして−(法制史研究33) / 1984  評:西村重雄(法制史研究35
林  信夫 / 〔書評〕吉野悟「ローマ法におけるシステムとしての不法行為」(法制史研究29) / 1980
林  信夫 / ローマ法大全(西洋法制史料選I) / 1981
林  信夫 / ローマ私法史研究における客観的要因と主観的要因−小菅芳太郎氏の御教示に接して−(専修大学法学研究所紀要6) / 1981
林  信夫 / 〔書評〕吉野悟「学説集第43巻(特示命令)における社会的不法の類型について」(法制史研究30) / 1981
林  信夫 / ローマ信託法における使用取戻−usureceptio ex fiducia の機能覚書−(民事法の諸問題III・専大法学研究所紀要7) / 1983
林  信夫 / 都市に対する「片約politicatio 」の法的保護《古代ローマ法研究》 / 1986   評:木庭顕(法制史研究37
林  信夫 / 帝政前期におけるiactus missilium の法的保護《広中論集》 / 1986   評:木庭顕(法制史研究37
林  信夫 / 〔書評〕Alan Watson, Roman Slave Law, Baltimore 1987(かいほう27) / 1988
林  信夫 / 古代ローマにおける寛裕行為と法・補論−木庭顕氏の御教示に接して−(法学論集48) / 1988
林  信夫 / 古代ローマにおける「無名契約」について1  do ut facias(法学・東北大53-6) / 1989
原田 俊彦 / ローマ法における家権力の発現(法研論集・早大25) / 1982
原田 俊彦 / 古ローマ法における家権力の実現1−古ローマ法上のvindicatio, その方式および概念をめぐって−(法研論集・早大29) / 1983
原田 俊彦 / 古ローマ法における形式主義に関する試論−古ローマ私法研究試論−(早稲田法学61-1) / 1985
原田 俊彦 / 古ローマ法におけるfamilia の人的側面について−「家族」論への接近のための一試論−(早稲田法学62-4) / 1987   評:谷口貴都(法制史研究38
原田 俊彦 / vitae necisque potestas と「家裁判」(早稲田法学63-3) / 1988
半田 吉信 / ローマ法における危険負担2完(法経研究・千葉大9) / 1980
半田 吉信 / 古代法における瑕疵担保責任(法経研究・千葉大12) / 1982   評:葛西康徳(法制史研究33
半田 吉信 / ローマ法における瑕疵担保責任−効果を中心に−1・2完(法経研究・千葉大14,15) / 1983
広瀬 克巨 / 通過取得論序説1・2−範型としての古典期ローマ−(法学新報・中大91-8・9・10;92-3・4) / 1986
広中 俊雄 / ローマ法における現物消費貸借上の利息について《古代ローマ法研究》 / 1986
吉野  悟 / ローマ家族の原理的構造(家族史研究1) / 1980   評:原田俊彦(法制史研究31
吉野  悟 / 引用法(426年)(西洋法制史料選I) / 1981
吉野  悟 / 土地法(前111年)(西洋法制史料選I) / 1981
吉原 達也 / D.39,2 における未発生損害(damunum infectum)について(広島法学8-2・3) / 1984
吉原 達也 / ユスティニアヌス帝学説彙纂第三九巻邦訳−第二章未発生損害について,および廂および張り出しについて−1・2完(広島法学8-2・3・4) / 1985
マックス・カーザー『ローマ私法概説』 / 柴田光蔵訳 / 創文社 / 1979
ゴットフリード・シーマン「(講演)商法としてのローマ法」 / 瀧沢栄治・西村重雄共訳(法政研究・九大53-3) / 1987
フリッツ・シュルツ / 「古典期ローマ私法−債権債務関係−」 I〜IX完佐藤篤士監訳(早稲田法学55-1,2;56-1,2;57-1,2;58-1,2,4) / 1980
フリッツ・シュルツ / 「古典期ローマ私法要説−物の法−」(上・下)塙浩訳(神戸法学雑誌34-1,2) / 1984
フリッツ・シュルツ / 「古典期ローマ私法要説−人および親族の法−」(上・下)塙浩訳(神戸法学雑誌35-1,2) / 1985
フリッツ・シュルツ / 「古典期ローマ私法要説−債務の法−」(上・中・下)塙浩訳(神戸法学雑誌35-3,4;36-2) / 1986
Gy.ディオズディ『ローマ所有権法の理論』 / 佐藤篤士・西村隆誉志・谷口貴都共訳 / 学陽書房 / 1983   評:林信夫(法制史研究34
アルバロ・ドールス「現物消費貸借『不誠実な家令vilicus / iniquitatis 』」 林信夫訳《古代ローマ法研究》 / 1986

5 その他
荒井 章三 / ナボテの葡萄畑と土地法(キリスト教論叢・松蔭女大20) / 1988
後藤 篤子 / キリスト教ローマ帝国における宗教戦争《ギリシアとローマ》 / 1988
木庭  顕 / 紀元前5・6世紀ラティウムにおける所謂「ネクロポリス不存在」について(国家学会百年記念2) / 1987
阪本  浩 / 古代ローマ帝国の謎〔 / 光文社 / 文庫〕 / 光文社 / 1987
阪本  浩 / アエリウス・アリスティデスにおける皇帝礼拝(西洋古典学研究35) / 1987
砂田  徹 / 〔書評〕Keaveney, Arthur: Sulla;The Last Republican, London & Canberra 1982(西洋古典学研究32) / 1986
長谷川博隆 / 古代ローマの若者〔歴史のなかの若者たち1〕 / 三省堂 / 1987
長谷川博隆 / 移牧をめぐる二,三の問題−原初形態・Ver Sacrum・信仰(研究論集・名大・文34) / 1988
林  信夫 / ヒスパーニアにおけるローマ都市(スペイン史学会会報26) / 1988
秀村 欣二 / キリスト教徒の迫害と殉教の初期段階−ユダヤ教との関連を中心として−(キリスト教史学40) / 1987
広瀬三矢子 / アウグトゥスの時代の首都ローマと建築物−アウグストゥスの統治政策との関連において(人文論究・関学大37-1) / 1987
毛利  晶 / 古代ローマの宗教における神と人《ギリシアとローマ》 / 1988
毛利  晶 / 伝説と歴史記述《ギリシアとローマ》 / 1988
アウグスティヌス著作集第12巻『神の国』 / 茂原昭男・野町啓訳教文館1982
ジュセッピーナ・チェルッリ・イレッリ「イタリア中部および南部の西紀1世紀におけるローマ都市」 / 小林勝訳(古代文化40-10) / 1988
スティーヴァン・ベンコ『原始キリスト教の背景としてのローマ帝国』 / 新田一郎訳教文館1989
ティトゥス・リーウィウス / 「ローマ市建設以来の歴史7〜10」 鈴木一州訳・註(神戸大教養部論集27,28, 33,35) / 1981〜85


E 古ゲルマン・ローマ卑俗法

谷口 幸夫 / ゲルマンの民族 / 渓水社 / 1987
野崎 直治 / ゲルマン古代の集落形態・社会経済構造とその変貌(史観・早大108) / 1983
三浦 弘万 / ゲルマンの定住における分業の発達と階級関係の実態−2〜4世紀の盛り土定住フェッダーゼン・ヴィールデの考察を中心に−(研究報告・静岡大・教養部16-1) / 1980
三浦 弘万 / ゲルマン経済・社会・文化の史的研究 / 杉山書店 / 1980


【法制史文献目録V(1980〜1989):ローマ法・西洋法制史>古代】 
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