2013年6月10日
戦時法研究会は、主として日本・ドイツの近現代法史研究者によって構成され、1930~40年代の法と法学のあり方について、実定法学や政治史等との対話を視野に入れつつ、2010年より共同研究を行って参りました。この度、これまでの共同研究の成果を踏まえて、下記の要領で公開ワークショップを開催することと致しましたので、ご関心をお持ちの方には是非ご参加いただきますようお願い申し上げます。
戦時法研究会ワークショップ「戦時法研究をめぐる基本概念の再検討」
日時:2013年8月4日(日) 10:00~17:00
場所:上智大学法学部大会議室(2号館13階1315号室)
○スケジュール
10:00~10:10 趣旨説明:出口雄一(桐蔭横浜大学)
10:10~12:10 報告
小石川裕介(後藤・安田記念東京都市研究所)「日本法制史からみた総力戦体制論」
松本尚子(上智大学)「戦時法研究から見た近代法と現代法の概念」
<昼 食>
13:30~14:30 コメント
井上茂子(上智大学)「ドイツ現代史の立場から:ファシズム・全体主義・戦時体制」
雨宮昭一(獨協大学)「日本政治史の立場から:総力戦体制論・戦後改革・現代化」
水林彪(早稲田大学)「コメント:法制史の立場から」
<休 憩>
14:45~15:00 報告者からのリプライ
15:00~17:00 全体討論
(情報提供者:出口雄一氏:2013年6月10日)