2018年11月14日
法制史学会 近畿部会 第455回例会のご案内
各位
拝啓
霜降の候、会員諸先生におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度、第455回近畿部会例会を下記の要領にて開催いたします。
今回は、日本法社会学会関西研究支部との共催により、先頃出版されました、水林彪・青木人志・松園潤一朗編『法と国制の比較史―西欧・東アジア・日本』(日本評論社、2018年5月)所収の4つの論文をとりあげ、シンポジウムを開催いたします。
何卒ご参集いただきますよう、謹んでご案内申し上げます。
敬具
記
法の概念および日本前近代法の特質――水林彪・青木人志・松園潤一朗編『法と国制の比較史――西洋・東アジア・日本』を素材として
【日時】
2018年12月9日(日) 13:00~17:30ごろ(12:30より入室可)
【場所】
神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ
〒530-0014 大阪市北区鶴野町1-9 梅田ゲートタワー8階
http://mba.kobe-u.ac.jp/old_site/admissible/gatetower_map.pdf
【プログラム】
シンポジウム企画趣旨 水林彪(13時〜13時5分)
第Ⅰ部 法の概念――寺田浩明論文および高橋裕論文を素材として(13時10分〜15時10分)
司会:福井康太氏 パネリスト:寺田浩明氏、高橋裕氏
第Ⅱ部 日本前近代の法と裁判――松園論文および大平論文を素材として(15時30分〜17時30分)
司会:水林彪氏 パネリスト:松園潤一朗氏、大平祐一氏、河野恵一氏、安竹貴彦氏
※対象論文
【第Ⅰ部】
高橋裕「マックス・ヴェーバーにおける法の概念―経験科学的法概念の再構成に向けて」(上記『法と国制の比較史』71~107頁)
寺田浩明「中国法史から見た比較法史―法概念の再検討」(同237~266頁)
水林彪「マックス・ウェーバーにおける法の社会学的存在構造──「改訂稿」をテクストとして」(大島和夫他編『民主主義法学と研究者の使命──広渡清吾先生古稀記念論文集』日本評論社、2015年)
【第Ⅱ部】
松園潤一朗「日本中世の法と裁判―「道理」の観念をめぐって」(上記『法と国制の比較史』393~429頁)
大平祐一「江戸幕府の刑事裁判と「手続の選択」―「吟味筋」かそれとも「出入筋」か」(同531~561頁)
以上
【幹事・連絡先】
河野恵一(立命館大学)・森暁洋(関西大学)
(共用アドレス)kinkibukai@gmail.com