企画委員会からのお知らせ
2007年4月に企画委員の約半数が交代し、新メンバーでの企画委員会が発足、互選の結果、委員長に新田一郎委員が選出(再選)されました。新メンバーと任期は以下の通りです。○印は新任。任期は原則4年ですが、新任の加藤順一委員は任期途中で事情により退任した前任者の残り任期を引き継いだため今期に限り任期2年となります。
2009年春まで
【日本】新田一郎(委員長・東京大学)、川口由彦(法政大学)、
村上一博(明治大学)、○加藤順一(尚美学園大学)
【西洋】田口正樹(北海道大学)、波多野敏(岡山大学)
【東洋】鈴木秀光(専修大学)、柳橋博之(東京大学)
2011年春まで
【日本】○守屋浩光(奈良産業大学)、○林真貴子(近畿大学)、
西村安博(同志社大学)
【西洋】北野かほる(駒沢大学)、○滝澤栄治(神戸大学)、
○櫻井利夫(金沢大学)、○阪上眞千子
【東洋】○陶安あんど(東京外語大学)、○喜多三佳(四国大学)
学会年一回体制のもとで個別報告の比重が高まり、ここしばらくは企画委員会発の企画は実現しておりません。各種の情報提供など、学会開催校に対するサポートが企画委員会の主要な業務となりつつあり、この傾向は今後も続くと思われます。
とはいえ独自企画の発信も廃業というわけではなく、今後とも、学会開催校のイニシアティヴを前提としつつも、企画案の素材提供は続けてまいります。現在、次のような企画案を、委員会において検討中です(題目はいずれも仮題)。
- 「法史学のテクストないしカリキュラムについて」(西村安博委員)
- 「朝河貫一の比較封建制論の再検討」(田口正樹・新田一郎委員)
- 「近代司法史料と植民地法制」(新田一郎・林真貴子委員)
これらについては、カッコ内に掲げた担当委員を中心として検討を進め、開催予定校と連携して実現の可能性を探ってまいります。その過程で、会員諸氏には、個別にいろいろとご相談を申し上げることがあろうかと存じますので、その際にはどうぞご協力をお願いいたします。なお、川村康前委員を中心にワーキンググループで検討を進めておりました「法史家列伝」(仮題)については、現段階では十分に熟成させることは難しい、との報告があり、いったん「仕切り直し」といたしました。
また、これら以外にも、まだ具体的な企画案としての形をとるに至っていない「種」のテーマもいくつかあり、順次検討を進めてまいります。会員諸氏におかれましても、テーマの提案や委員会の活動についてのご意見など、委員長もしくはお近くの委員まで適宜お寄せいただければ幸いです。