法制史研究 1号 (1951年) | ||
---|---|---|
[ 2号目次 ] | ||
【論 説】 | ||
中田薫 | 古法雑観 | 1 |
原田慶吉 | シュメール民族の一刑事訴訟記録 | 45 |
仁井田陞 | 中国売買法の沿革 | 47 |
曽我部静雄 | 仕丁と采女と女丁の源流 | 96 |
石井良助 | 東国と西国――上代及び上世における―― | 120 |
牧健二 | 日本の封建制度に対する開国以前における西洋人の理解及び解釈 | 149 |
大竹秀夫 | 近世水利訴訟法における「内済」の原則 | 183 |
久保正幡 | アントワーヌ・ロワゼル研究序説 | 213 |
【叢 説】 | ||
水戸部正男 | 鎌倉幕府の成立時期に就て | 219 |
浜口秀夫 | 奥熊野に於ける年賦売の性質に就いて | 229 |
【書 評】 | ||
牧健二 | 石井良助著 「天皇」――天皇統治の史的解明―― | 262 |
高柳真三 | 石井良助著 「長子相続制」 | 265 |
水戸部正男 | 安田元久著 「初期封建制の構成」 | 267 |
大竹秀夫 | 喜多村俊夫著 「日本灌漑水利慣行の史的研究・総論篇」 | 270 |
熊谷開作 | 前田正治著 「日本近世村法の研究」 | 273 |
内田智雄 | 滋賀秀三著 「中国家族法論」 | 276 |
仁井田陞 | 周藤吉之著 「宋代の官僚と大土地所有」・同 「宋代の佃戸制」・同 「宋代荘園の管理」 | 280 |
服藤弘司 | 金田平一郎 「明治前半期の民事責任法」 | 283 |
佐藤進一 | 石母田正 「中世的土地所有権の成立について」 | 283 |
野村忠夫 | 曽我部静雄 「雑戸と品部」 | 284 |
石井良助 | 竹内理三 「天武『八姓』制定の意義」 | 284 |
水戸部正男 | 竹内理三 「知太政官事考」 | 285 |
前田正治 | 宮本又次 「対馬藩村落の身分構成」・同 「対馬藩の土地制度と貢租」・同 「対馬藩に於ける奴刑と奴婢」 | 286 |
平松義郎 | 手塚豊 「假刑律の一考察」 | 287 |
滋賀秀三 | 今堀誠二 「中国に於ける封建的商工業の機構」 | 287 |
世良晃志郎 | 北村忠夫 「ワイズテューマーにあらわれた後期中世独乙農村社会の自由」 | 288 |
吉田道也 | 町田実秀 「多数決と全会一致」・同 「中世ドイツ国王選挙と多数決原理」 | 288 |
三戸壽 | 吉田道也 「中世教会裁判所の民事裁判権について」 | 289 |
北村忠夫 | 堀米庸三 「古ゲルマン農制をめぐる諸問題」 | 289 |
片岡輝夫 | 世良晃志郎 「古典的グルントヘルシャフトの構造」 | 290 |
【List of Books and Articles on Law and Politics(1946−1950)U Legal History 邦訳】 | ||
高柳真三 | 日本法制史 | 291 |
滋賀秀三 | 東洋法制史 | 292 |
世良晃志郎 | 西洋法制史 | 293 |
【会 報】 | ||
学会記事 | 296 | |
報告要旨 | (第一回近畿部会)中国の家族制度と世代の問題 内田智雄 (第一回東京部会)村落構造の一考察――三陸地帯の契約講をとおして 大竹秀夫 関東御分国考 佐藤進一 宋代の家産法における女子の地位 仁井田陞 (第二回総会)公事師と公事宿 瀧川政次郎 契丹の再生礼 島田正郎 鎌倉幕府の成立時期に就て 水戸部正男 年季売に就いて 浜口秀夫 公儀御高札文言に就て 服藤弘司 日本封建制度に関する三つの見方 牧健二 |